日立、コンテナ型データセンターのラインアップを強化……国内最大級モデルなど追加
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
国内市場向けに、公道で運搬できる幅3mで、長さが約9m(30フィート)の「可搬型シングルタイプ」と、幅約2.4m(8フィート)、長さ約12m(40フィート)のコンテナ2本を現地で連結する「可搬型ダブルタイプ」を開発した。この新モデルは、情報通信研究機構(NICT)に、ビッグデータ利活用研究開発基盤用のデータセンターとして採用されており、2014年2月に設備が完成する予定。
可搬型の従来モデルとの比較では、「可搬型シングルタイプ」は約1.7倍の床面積28.3平方メートル、「可搬型ダブルタイプ」は約4.3倍の72.5平方メートルの床面積があり、国内最大級の可搬型のコンテナ型データセンターとなる。「可搬型シングルタイプ」で最大8本、「可搬型ダブルタイプ」で最大22本のITラックを搭載可能。
またASEAN市場向けに、ISO規格に準拠した可搬型の新モデル「ASEAN向け(40ft)タイプ」を開発。日立グループ初の海外市場対応の「コンテナ型データセンター」として、幅約2.4m(8フィート)、長さ約12m(40フィート)のモデルとなる。現地の販売パートナーを通して、タイ王国から販売開始し、順次、販売対象国を拡大する。
《冨岡晶》
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