Amazon.co.jp、一度の購入でエピソードが順に配信される「Kindle連載」開始
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「Kindle連載」は、エピソード(1話/1章など)ごとに配信される形式のKindle本。対象作品は、一度購入すれば、一冊の本として完結するまで全エピソードが、順にKindle端末や無料アプリに配信される。新しいエピソードが出るたびに、直近のエピソードの後に自動的に追加される。同時に、新しいエピソードの通知がメールで配信される。
新エピソードは直近エピソードの最後に自動的に追加され、今読んでいる場所は維持される。なお連載の途中で購入した場合、初回エピソードからその時点の最新エピソードを含んだものが配信される。
第一弾の提供作品は、『宮本武蔵』(吉川英治、無料)、『UNDERGROUND MARKETヒステリアン・ケース』(藤井太洋)、『東京トイボックス0』(うめ)、『美女入門パート12』(林真理子)、『不倫純愛 美魔女妻』(新堂冬樹)、『マスゴミ』(鈴木みそ)など18作品。
SF作家の藤井太洋氏は、『UNDERGROUND MARKET ヒステリアン・ケース』(来年夏に単行本として発売予定)をKindle連載に提供するにあたり「Kindle連載に取り組み、物語が必要とする長さで書ける自由度と迅速な公開スケジュールに感動しました。この特徴を活かした作品を書き続けたいと考えています。そして、より多様な作品が登場することを期待しています」とのコメントを寄せている。
なお10月25日は、Kindleストアオープンから1周年となる。Amazon.co.jpでは1周年にあたり、五木寛之氏、大沢在昌氏、池井戸潤氏など、合計42名の著名な作家によるコメントを集めた特設ページも同日より開設している。現在Kindleストアは、和書14万8千点以上 (コミック5万点を含む)、Kindle限定タイトルは数十万点におよび、洋書を含めると合計200万点以上がラインアップされているとのこと。
《冨岡晶》
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