みんなを幸せにする“寿ビデオ”…こうやって作る、こうやって見せる
エンタメ
その他
注目記事

調査会社アイシェアによると、結婚式で力を入れたい演出は、1位の「食事」に加え、見た人を幸せにするような「寿(ことぶき)ビデオ」が2位となっている。さらに、約6割がFacebookなどのSNSで「寿ビデオ」を共有・シェアしたいと考えていることもあきらかとなっている。
■ウェディングプランナーから見る「寿ビデオ」の持つ意味
このように、結婚式の場だけでなく、その後もゲストが(さらには、出席できなかった友人も)楽しめる演出として「寿ビデオ」が最近のトレンドとなっており、実際に作ってみた人たちも増加している。
これについて、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ オートクチュールデザイン 代表として、梨花、石田純一・東尾理子など、数々の有名人の結婚式も手掛けたウェディングプランナー、有賀明美さんは「動画になったことでより、感動的にもバラエティにもゲストを巻き込むビデオ商品がとても速いスピードで開発されてきているように感じます」とコメントしている。
その見せ方においても、「挙式が始まる前に、両親への感謝の気持ちを伝えるビデオを、上映してから挙式スタート」「新郎新婦が同棲している、意外なプライベート映像を上映してから披露宴入場」「お色直し中座中に、新郎新婦からゲストへの感謝のメッセージビデオ」「披露宴後半は、新郎と新婦の弟からの感動サプライズビデオ」など、さまざまなパターンがあり、2時間半のパーティ中の“場所・シーンごとに「メッセージ性」を変えて上映するのがポイント”と解説している。
また、ゲストが集中してみてくれる時間は7分程のため、「もう少し見たかった」くらいの長さに収めるのもポイントだという。人数が多いときにザワザワしてビデオの音声が聞こえないことも多々あるため、映像にテロップを入れるのがオススメとのこと。当日の余興や演出とくっつけて効果的にビデオを使うと、より盛り上がる演出になるなど、アドバイスする。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/