東京六本木で収穫祭「東京ハーベスト」…世界に1台、未来のトラクターも
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東京ハーヴェストの共同実行委員長を務めるオイシックスの高島宏平社長は「東京は世界の中でもパリやスペインに並ぶおいしい都心の一つだと思いますが、他の都市のように生産者をリスペクトする機会が少ないと思っています。スペインにはトマト祭りがあり、パリにはシャンゼリゼ通りがぶどう場になるような農業祭があります。そこで、年に一回は、美味しいごはんを作って生産者の方に感謝の気持ちを届ける、そのような収穫祭をやりたいと考えて開催しました」と挨拶。
続けて、「私たちはこれから毎年、東京ハーベストを続けて、だんだんと多くの方が生産者を感謝し、世界中の方々に来て頂けるイベントにしていきたい」と意気込みを語った。
林農林水産大臣は「11月は農水省としてもいろんなイベントをやっていますが、この東京ハーベスト、高島さんと楠本さんのイケメンがやるからかっこいいイベントになる。会場をみると、“みのりんぴっく”、“ライブ”、“アート”と、やっぱりひと味違ったイベントとなったと嬉しく思っています」と挨拶した。
会場では、アスリートを招いた運動会「みのりんぴっく」が開催され、出場者達が農作業をモチーフにした競技で順位を競った。9日は、元競泳選手でアテネオリンピック金メダリストの柴田亜衣さん、アテネオリンピック男子マラソンで6位入賞した諏訪利成氏らがイベントに参加、出場選手への応援や、生産者への感謝のメッセージを贈った。
また世界に一台となるヤンマーの次世代トラクターが一般公開された。日本の農業の新しい姿を提案するというトラクターのデザインは、フェラーリのデザインなどを手がけた奥山清行氏によるもので、イベントに出席した林芳正農林水産大臣も視察し「これに乗ると作業も楽しいでしょうね。クーラーをかけると中の環境もいいですし、操作性も非常に良さそうですね」などと感想を語った。
そのほか、会場には農場を再現して収穫体験ができるコーナーや農産物の直販、キッチンカーでは、生産者への感謝を込めたカレーうどん「ありがとうどん」などイベントオリジナルメニューが楽しめる。イベントは、9日、10日の2日間、東京六本木ヒルズのヒルズアリーナで開催される。
《編集部》
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