NEC、カメラを使わずに形・動きを把握する世界初のシステムを発表
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このシステムは、「弱い電波を発することで、足あと等の様子を捉える、薄さ数ミリのセンサシート」「センサで検知したデータから、足裏の形状や向き・複数の足あとが動く方向などを把握する、解析技術」を組み合わせることで実現した。
シートは、重さや形状に関わらず物体を検出可能なため、車椅子、盲導犬、白杖等も検出できる。また電波により検出するため、硬い床の中に埋め込んで使うこともできる。同等精度の既存センサを使用した場合と比較し、数十分の一のセンサコストで環境構築が可能。
高齢者福祉施設や病院のフロア等に設置することで、プライバシーに配慮しつつ、異変の早期発見が可能となる見込みだ。立入禁止エリアへの不審者侵入有無や侵入者の動線の把握、特定エリアの混雑状況の把握などにも応用できる。
《冨岡晶》
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