“家族の絆”と“老後”への意識を数字で見る……メディケア生命調べ | RBB TODAY

“家族の絆”と“老後”への意識を数字で見る……メディケア生命調べ

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家族との絆の強さはどの程度か
家族との絆の強さはどの程度か 全 8 枚
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 11月11日は「介護の日」、同22日は「いい夫婦の日」だ。メディケア生命保険は11月13日、「家族の絆と老後の生活に関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は10月18日~10月22日で、親・配偶者・子どもがいる40~59歳の男女1,000名から有効回答を得た。

 まず、両記念日の認知度だが、「介護の日」を「知っていた」は4.9%、「いい夫婦の日」を「知っていた」は86.9%で、かなりの違いが見られた。イベント開催などの影響もあり、いい夫婦の日は大半が認知しているようだ。また、介護や夫婦ということで、「家族との絆の強さはどの程度か」を聞いたところ、『強い』(「非常に強い」と「やや強い」の合計)と答えた割合は、1位「子ども」で87.6%。以下、「配偶者」で78.8%、「自身の親」で74.4%、「配偶者の親」で42.7%となっている。

 次に、「離れて暮らす親の状況を確認するために使いたいと思う通信・インターネット関連サービス」を聞いたところ、親と同居していない789名の回答は、1位「ケータイ・スマホの通話機能」(63.2%)、2位「固定電話の通話機能」(57.5%)が、他を大きく上回り2トップとなった。

 逆に、「自分の老後に子どもへ状況を知らせる(確認してもらう)ために使いたいもの」を聞くと、やはり1位は「ケータイ・スマホの通話機能」(71.1%)で際立って高かった。一方で、「LINE(メッセージ・無料通話)」「Skype(無料通話・テレビ電話機能)」は、親の状況確認に使いたいものを聞いた場合よりも回答比率が高く、「LINE」は5人に1人(19.9%)、「Skype」は6人に1人(17.3%)の割合となっている。また、ライブ画像や映像で確認してもらうようなサービスは下位にとどまり、自分のプライバシーを確保しつつ見守ってほしいという傾向が見て取れた。

 さらに、“自身の介護”について聞いたところ、「自分の介護をしてくれる人がいるのか不安に感じることがある」では、同意率は59.8%。また、施設や介護サービスの利用について聞いたところ、「自分に介護が必要になったら(老人ホームや介護施設に入るなどし)家族には迷惑をかけたくないと思う」は同意率は91.9%となり、「自分に介護が必要になっても、介護のサービスは利用して欲しくないと思う」の同意率13.1%と大きく差がついた。

 “配偶者の介護”についても聞いたところ、「自分に配偶者の介護ができるか不安に感じることがある≫」は同意率77.0%、「配偶者に介護が必要になっても、自宅でいっしょに暮らしたいと思う」は同意率70.5%などとなっている。

 最後に「ご自身の老後の生活において、夫婦でいっしょにやってみたいこと」を聞いたところ、1位は「のんびりと過ごす」で67.7%。以下、同率2位「ドライブ旅行」・「子どもや孫との旅行」(40.9%)、4位「海外旅行」(36.3%)、6位「(JR九州ななつ星のような)クルーズトレインでの旅行」(28.9%)、8位「豪華客船での旅行」(22.2%)と、トップテンに旅行が5つランクインした。

《冨岡晶》

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