不具合は、同端末に同梱されている充電器が、過熱によって使用中に損傷したというもの。同社に少数のユーザーからの指摘があったという。現在、両社は米国消費者製品安全委員会と調査を進めており、今後も随時情報を公開していくとしている。
「HP Chromebook 11」ユーザーに対しては、同梱されている充電器を使用しないよう呼びかけ、米国の認定機関であるUnderwriters Laboratoriesが認定している他のMicro-USB充電器を使用するよう勧めている。
これを受け、GoogleのオンラインストアやAmazon.comでは同製品の販売を中断しており、米メディアによれば、米国の大手小売店Best Buyの店頭からも同製品が撤去されているとしている。
「HP Chromebook 11」は、「Chrome OS」搭載の11.6インチノートPCで10月に発表されたばかりの新製品。価格は279ドルで、すでに米国などで発売されている。