「レクサス」イベントで、ライゾマティクスが映像コラボ
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本イベント全体を彩ったのが、会場に吊られた2面の巨大なスクリーンに投影される、さまざまな映像表現だ。映像を制作したのは、最新のテクノロジーの用いた作品を数多く手掛けるクリエーティブ集団「ライゾマティクス(Rhizomatiks)」。スクリーンは、相撲開催時は土俵が置かれる空間を包むように広がり、プレゼンテーションやパフォーマンスに応じて昇降する。
流れる映像は、有機的な泡やリボンが舞うもの、抽象的なグラフィックが変動するものなど多様。家紋や、歌舞伎舞台の緞帳(どんちょう)を連想させる、日本的な要素が取り込まれ、レクサスブランドが自動車以外のものづくりでも重視している“和のデザイン”を感じさせる表現も展開した。DJテイ・トウワや、ジャズバンドPE'Zによるそれぞれのライブパフォーマンス時には、音楽に合わせて背景の映像が変化、連動して見せ、会場全体がより一体となって前夜祭を盛り上げた。
レクサスブランドを統括するLexus Internationalのマーク・テンプリン(Mark Templin)常務役員のプレゼンテーションでは、世界発公開の「レクサスRC」や「LEXUS LF-NX」 などのコンセプトモデルの発表、巨大なスクリーンを用いた最新のブランド広告映像紹介や、CMに登場する小型クアッドローター「QR1」の飛行デモンストレーションが行われた。また、会場内には、日本の職人の技術にフォーカスしたプロダクトブランド「CRAFTED FOR LEXUS」の製品展示や、東京・青山にあるブランド体感スペース「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」の紹介など、レクサスブランドの世界観やデザインに対するこだわりを随所に感じさせるイベントとなった。
《高柳圭》
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