富士通、すべてのクラウド形態領域でMicrosoftのクラウドOSに対応
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富士通は、クラウドに関わる製品・サービス群を5月14日に「FUJITSU Cloud Initiative」として体系化。今回、マイクロソフトの提唱する、“パブリッククラウド、サービスプロバイダ クラウド、プライベートクラウド(ホステッド/オンプレミス)において首尾一貫したプラットフォームを提供する”という「クラウドOSビジョン」に対応したプラットフォームサービスやプロダクトの提供を行う。
まず、パブリッククラウドサービス「FUJITSU Cloud PaaS A5 for Windows Azure」を今後新設されるマイクロソフトの国内データセンターへ統合し、サービス強化を行う。マイクロソフトのデータセンターと富士通のデータセンター間に新たなネットワークも敷設し、「A5 for Windows Azure」と富士通のプライベートクラウドサービスをハイブリッドに連携して利用することも可能とする。
また、プライベートクラウドの実装における複雑さとリスクを軽減するMicrosoft Private Cloud Fast Trackに準拠した垂直統合型プライベートクラウド基盤 「Cloud Ready Blocks」を、マイクロソフトのWindows Server2012 R2とSystem Center2012に対応させる。
新規サービスとしては、、マイクロソフトのWindows Server 2012 R2とシステム管理ソフトウェアSystem Center 2012 R2に対応したプライベートクラウドサービス「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted A5+ for Windows Server」を新たに富士通データセンターから提供する。
さらに、全社員が共通の情報ツールを利用することで、シームレスな情報共有、コミュニケーションの活性化、ノウハウ・スキル共有を図ることが可能な「グローバルコミュニケーション基盤」のプライベート型クラウドサービスを「FUJITSU Cloudエンタープライズコミュニケーションサービス」 として新たに提供する。Exchange/SharePoint/Lyncのクラウドサービスに、システム運用やサポート、メールアーカイブやスパム対策などのオプションサービスを合わせて提供する他、富士通グループ全体の社内実践に基づき新たに開発した運用効率化、利便性向上、スマートデバイス利用に貢献するツール群を追加して提供する。
《冨岡晶》
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