「お・も・て・な・し」のジェスチャー秘話も出た「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2013」
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今年で6回目を迎える「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー」は、昔ながらの“絆”や“団結”といった精神論で語られやすい「同質的・集団的なチームワーク」ではなく、個人のスキルが明確で、一人ひとりがリーダーシップを発揮できる「多様性、異質性を持つチームワーク」に送られるアワード。主催はベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会。この日、ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員委員長の明治大学教授齋藤孝と総合プロデュースのおちまさとが登壇、表彰を行った。
優秀賞は、ボブスレーの日本代表の公式マシンを制作した東京都大田区の町工場の「下町ボブスレーネットワークプロジェクトチーム」、スマートフォン向けの無料ゲームを開発、ゲーム業界の常識を覆した「『パズル&ドラゴンズ』プロジェクトチーム」、世界数十カ国が参加するロボットによるサッカー大会「ロボカップ」の世界大会で優勝した、大阪大学と大阪工業大学による「Joi Techチーム」の3チーム。
最優秀賞は、五輪の東京招致を実現させた「2020年東京オリンピック・パラリンピック招致チーム」が受賞、最終プレゼンを行った招致委員会副理事長の水野正人、女子陸上選手の佐藤真海、フリーランスアナウンサーの滝川クリステルが登壇した。
表彰式の後、優秀賞の3チーム、最優秀賞チームと齋藤孝委員長・おちまさと総合プロデューサーによるトークセッションがそれぞれ行われた。五輪招致チームの滝川クリステルは今年の流行語大賞にもノミネートされている「お・も・て・な・し」のジェスチャーについて、「フランスの大統領たちがよくやる仕草。1語1語を強調しながら、確実、かつソフトという意味がある。海外の皆さんに分かりやすく耳に残してもらいたい」ということで行ったパフォーマンスだと説明。また、自分自身の中から自然に出てきた仕草だったと語った。おちまさとが「お・も・て・な・し」の再現を促したが、滝川クリステルは「皆さんがたくさんやってくださっているので私はもうお腹がいっぱい。あれはオリンピックのためにしたものなので」とかわした。
また、「チームとは?」の問いに対し、水野は「心ひとつでBACK UP」、佐藤は「Dynamics!!」、滝川は「化学反応」と回答。「チームは役割分担。人間は完璧ではないので、ミスをしても周りがバックアップすることでうまくいく」とコメントした水野は、「(佐藤)真海ちゃんのプレゼン自体は4分間だったが、『自分のプレゼンは45分全体だ』と思って臨むことがチームワーク」とチームのあり方についての考えを語る場面も。「大事なのは『自分たちはこのためにやっている』といった目標をはっきりさせて共有すること。そのためにやっているのだから……。細かいことはどうでもええ」と自分たちのスタンスを笑い混じりに述べた。
《奥 麻里奈》
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