Berryz工房・ももち、“親子で見られるバラドル”として再び脚光 | RBB TODAY

Berryz工房・ももち、“親子で見られるバラドル”として再び脚光

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“親子向けバラドル”として更なるブレイクを期待される嗣永桃子
“親子向けバラドル”として更なるブレイクを期待される嗣永桃子 全 1 枚
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 アイドルグループ・Berryz工房の“ももち”こと嗣永桃子が雑誌「AERA」(朝日新聞出版)12月2日増大号の「さとり世代」特集に登場。ゆとり世代に取って代わる、どこか達観した意識を持つ世代の筆頭格としてフィーチャーされる嗣永に、ファンからはさらなるブレイクの期待が寄せられている。

 嗣永といえば、ツインテールにピンクの服装、「許してにゃん」のキメ台詞という強烈なぶりっこキャラで知られ、数多くのバラエティ番組に出演。レギュラー番組こそないものの、11月下旬だけでも「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)、「今、この顔がスゴい!」(TBS系)、「マサカメTV」(NHK)、「タカアンドトシ&茂木健一郎の もしものドッキリで脳みそをダマしちゃうぞ!!SP」(テレビ朝日系)などに登場している。

 同じくバラエティで活躍するアイドルは少なくないが、中でも特に成功している現役アイドルといえば、HKT48・指原莉乃が挙げられるだろう。指原は、「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)、「HKT48のおでかけ!」(TBS系)、「アサデス。」(KBCテレビ)のレギュラーを務めるほか、「指原の乱」(テレビ東京系)という冠番組も持っている。

 バラエティという土俵で共に闘う嗣永と指原だが、2人の芸風は大きく異なる。指原は、男性スキャンダルを逆手にとったぶっちゃけ話や毒舌、目上にも斬り込んでいく姿勢がウリ。騒動を起こすことも珍しくなく、“炎上アイドル”と表されることも多い。

 一方、嗣永は、人をイラッとさせる“イラドル”と称されようが、ぶりっこキャラを一貫。そういったわかりやすいキャラクターや下ネタを口にしないスタイルといった、“ザ・アイドル”を職人的に演じる一方で、普段は大学へ通い、教員免許取得のために小学校で教育実習を行うなど、才媛としての意外な一面も知られている。そういった点が評価されているのだろうか、「天才テレビくん」(NHK教育)「ポケモンゲットTV」(テレビ東京)など子供向け番組にも多々出演している。

 バラドルとして並べられがちな嗣永と指原だが、かたや“ファミリー向け”のぶりっこトーク、かたや“大人向き”の炎上トークと、それぞれの対象層は重なっていないようだ。むしろ指原とスタイルが似ているのは、お騒がせアイドルであるアイドリング!!!・菊地亜美だろう。

 バラエティ等で見せるキャラとは異なり、アイドルという華やかな世界に流されず、堅実で控え目な嗣永の“さとり”的側面はかねてよりファンの間では知られていた。今回、新聞社発行のニュース誌で改めてフィーチャーされたことで、ファンからは、「『AERA』掲載で、より幅広い世代に認知された」「『AERA』掲載は業界へのアピールに役立つはず」と、さらなる飛躍へ期待を寄せられているが、果たして---。

《原田》

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