2014年の脅威予測、さまざまなものがサイバー犯罪者のターゲットに
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
Windows XP、2015年3月でも約2割のPCで稼働……業種別では製造業がトップ
-
国内ビジネスモビリティ市場、スマホが主流となるのは2016年

個人情報の保護については、あらゆるシーンで個人情報が収集される中で、新製品などに搭載されるプライバシー保護機能が本当に必要であるのか議論される。その反面で、オンラインで匿名性を確保できるTorがネットユーザ間で定着したり、SNS上で別名や偽名を使うユーザが復活することも考えられるとしている。また、これまで接続されていなかったデバイスがインターネットに接続されてスマート化すると予測される。膨大な数の組み込みオペレーティングシステムが稼働することになり、これらがハッカーの注目を引くとみている。
セキュリティ研究者は、すでにスマートテレビ、医療機器、防犯カメラに対する攻撃が可能であることを実証している。こういった機器を製造する企業は、機器に脆弱性があってもパッチを適用する手段がない。このため、新しい脅威が今まで想像もしなかった方法で出現するようになると予測している。ユーザの身近にあるスマートフォンは、身近なだけにユーザは疑うことを棚上げにしている。この点を犯罪者につけ込まれ、モバイルアプリはあらゆる種類のデマや詐欺、ペテンにも利用されると予測している。
2014年の脅威予測、さまざまなものがサイバー犯罪者のターゲットに(シマンテック)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
特集
この記事の写真
/