ユナイテッドアローズ、新エシカルブランド発表
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台北店を含むUA全38店舗、ジ・エアポートストア・ユナイテッドアローズ全3店舗で展開。2月下旬からトートバッグとクラッチバッグ、5月上旬からメンズのジャケットとパンツを販売する。
ユナイテッドアローズは日本のブランド・小売店では初めてEFIプロジェクトに参加したが、新レーベルは「コラボレーションによってアフリカでものづくりを行いたい」というユナイテッドアローズと「ユナイテッドアローズは生産能力があり、クオリティーや伝統、ハンドクラフトを大切にしている」(ITC/EFIのシモーネ・チプリアーニ氏)というITC/EFIが一致したもの。「スタートはメンズだが今後はインテリア関連やウィメンズも含めて広げていくことができると思う。日本だけでなく世界でも展開したい」(UA栗野宏文上級顧問)考えだ。
新レーベルはマリやブルキナファソで話される言語、バンバラ語で“手”を意味し、日本語の「手・芸」も連想させることから「テゲ」と名付けられた。アフリカ文化に根付いたクラフツマンシップと、UAのデザインアイデアを融合させたものづくりを通して、新しい価値を提案することが特徴。デビューとなる2014年春夏はケニアのビーズをアクセントにしたリバーシブル仕様のトートバッグ、クラッチバッグなど、ケニアで生産した雑貨類とブルキナファソ産の手織り綿を使い、日本で生産したジャケット、トラウザーズをラインアップ。かごバッグ、ビーズネックレスなどの展開も予定している。価格はトートバッグ 1万6,800円、キャンバス・クラッチバッグ1万2,600円、ジャケット5万6,700円、トラウザーズ2万5,200円。
EFIは国連貿易開発会議(UNCTAD)と世界貿易機関(WTO)の共同機関であるITCによって立ち上げられたプロジェクト。技術を身につけるためのトレーニングなど、ファッションを通じた経済的な自立を目標とした支援を行っている。
ユナイテッドアローズ、新エシカルブランド発表。アフリカで物作り
《樋口真一》
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