ビジネストラベルの「オンライン予約率」、世界各国で年々増加
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調査期間は2012年12月~2013年2月で、同社の海外出張予約ツール「ゲットゼア」利用企業60社から回答を得た。「ゲットゼア」は、フォーチュン200企業の過半数を含む世界93か国以上の企業で導入され、ユーザーの87%が3年以上、51%が5年以上、上位20社においては10年近く利用し続けているオンライン海外出張手配ソリューションだ。
それによると、ビジネストラベルマネジメント(BTM)における「オンライン予約率」は世界各国で年々増加しており、もっとも高い米国では81%に達したとのこと。エリア別ではアジア太平洋77%、EMEA(欧州・中東・アフリカ)76%、ラテンアメリカ74%となっており、グローバルの平均は78%だった。なお上位10社における利用率は95%となり、業界平均58%を大幅に上回った。
出張費用削減における有効な手法としては、「ビジネス・ファーストクラスの利用制限」「出張規定の見直し」「出張自体の削減」「ホテルとの料金交渉」「オンライン予約ツールの活用」等が挙げられているという。なかでも「オンライン予約ツールの利用」により、年間1,260万件の出張に対して約19億ドル(日本円で約1,900億円)のコストが削減された見込みとなっている。
また、40%以上が「精算システムと旅行予約の統合に興味はない」と回答(17%が興味あり)している。出張時のBYOD(=Bring Your Own Device / 個人が所有するデバイスの持ち込み)も普及しており、昨年の調査時は9%だったが、今回は35%の企業がBYODを活用していることが明らかとなった。モバイル端末を使う目的は「フライト情報を得るため」が4年連続1位だった。
《冨岡晶》
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