「脱出させません」宣言…「絶望要塞」がえげつない難度アップ
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
「絶望要塞」は2012年7月にオープンした、巨大な要塞からの脱出をテーマにしたミッションクリア型のアトラクションだ。これまでに延べ58万人以上が挑戦したが、脱出に成功したのは未だ2組のみという難しさ。
脱出できないことがウリ、という遊園地のアトラクションとしては有り得ない設定だ。逆に難しさの虜になり、繰り返し挑戦する自虐的なリピーターも増加するなかで、さらに難度アップした。「挑戦者たちに“究極の絶望”を与えるべく『もう誰も脱出させません』宣言を行ないます。難しさは伝説の域になります」(富士急ハイランド関係者)。
富士急ハイランドによると、難しくなるポイントは3つ。(1)“体力”が必須の能力、(2)ギミックが仕掛けられた部屋、(3)リアルな脱出、の3点だ。
(1)まず経験や知力だけでなく、雲梯で宙を進む部屋や、ダクトの中を這って進む部屋など、“体力”や“身体能力”が必要不可欠となるステージが新たに登場する。(2)また監視室や処刑室、ボイラー室などが新たに登場。各部屋に仕掛けられたギミックを破らないと、先へ進めないという。(3)そして時限爆弾の解除や、レーザー光線をかいくぐって進むエリアに加え、金庫の開錠に挑戦するエリアが登場する。「タイムリミットが迫るなか、極限状態での脱出体験の末に挑戦者が得るものは“大きな絶望”のみ」(富士急ハイランド関係者)。
さらに、第2ステージ以降が施設内のモニターで公開される。先人が各ステージで“絶望”していく様子を、挑戦者の列に設置されたモニターで見せつけられるのだ。
《高木啓》
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