【SPEED TEST】WiMAX 2+で動画視聴はいけるのか?山手線7駅で速度調査!
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使用したルーターは「Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14」、計測端末はKDDIの「isai LGL22」、計測には「RBB TODAY SPEED TEST」アプリを使用。WiMAX 2+とWiMAXを比較するために、ハイスピードモード(WiMAX 2+とWiMAX)、ノーリミットモード(WiMAXのみ)で計測、それぞれ3回の平均値を算出した。また、実際に7インチタブレットのNexus 7(2012年モデル・16GB)を使い、YouTubeのストリーミング動画を視聴してその使い心地を調べた。
今回調査を行ったのは以下7駅の山手線ホーム。ハイスピードモード利用時にはすべての場所でWiMAX 2+の電波を掴んだ。
【計測箇所】
上野駅/秋葉原駅/東京駅/新宿駅/品川駅/渋谷駅/池袋駅
WiMAX 2+を見てみると、今回の調査で最も速い下り40.07Mbpsを記録したのが秋葉原駅。上りも7.64Mbpsと最も速かった。池袋駅では下り5.39Mbpsとやや振るわなかったものの、その他の駅では下り10Mbpsを超える結果となった。
一方でWiMAXは上野駅で下り14.98Mbpsを記録したものの、その他の駅では下り10Mbpsを超えず、あまり振るわない結果となった。
WiMAX 2+は、10月末にサービスが開始されたばかりということもあり、対応エリアが狭く、電波を掴まない駅があるのではないかと思っていたが、今回の調査では多少掴みにくい駅もあったものの全駅でWiMAX 2+の電波を掴み、WiMAX以上の通信速度を記録した。
YouTubeでの動画視聴はというと、個人的な体感では下り10Mbps以上というのが快適な視聴の目安となると感じた。今回の調査結果からすると、WiMAX 2+ではおおむね快適、WiMAXでは読み込みに時間がかかるところもある、という形だ。
LTEやWiMAX 2+などの高速通信環境の整備に伴って、モバイル回線を用いたストリーミングでの動画視聴も可能になってきた。しかし7GBの帯域制限を考えるとLTE回線での動画視聴は現実的ではなく、その意味で最大25ヵ月間速度制限のないWiMAX 2+は有力な選択肢になるのではないだろうか。
また、今回使用したHWD14とNexus 7(2012年モデル・16GB)の組み合わせは、@nifty WiMAXで実際に販売されている組み合わせとなる。さらに、速度計測に用いたisai LGL22などauのスマートフォンを利用していれば「auスマートバリューmine」の割引が適用でき、スマートフォン側の通信費を抑えることができる。モバイルでの動画視聴を考えているユーザーは、こうした組み合わせサービスにも注目だ。
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