東名阪100地点の通信速度調査、iPhone・Androidともに最速はソフトバンク
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調査は12月9日から12月13日まで、ラッシュアワー(7~10時、17~20時)の東京圏、名古屋圏、大阪圏合計100地点で行われた。使用されたのは、3キャリアのiPhone 5cとAndroid端末(Xperia Z1 SO-01F、Xperia Z1 SOL23、AQUOS PHONE Xx 302SH)。ダウンロード速度の計測には「BNRスピードテスト」を使った。また、WEB表示時間調査として、Yahoo! Japanトップページの表示時間を計測した。計測はそれぞれ3回ずつ行い、平均値を算出した。
100地点のダウンロード平均速度は、iPhoneで13.47Mbps、Androidで10.78Mbpsを記録し、どちらもソフトバンクがトップとなった。両OSとも2位はauで、iPhoneは9.31Mbps、Androidは10.27Mbps。ドコモはiPhoneで5.6Mbps、Androidで4.53Mbpsという結果で最下位となった。
WEB平均表示時間の計測でも順位は同じで、ソフトバンクのiPhoneが2.54秒、Androidが2.51秒でトップ。auのiPhoneは3.66秒、Androidは2.67秒、ドコモのiPhoneは4.22秒、Androidは3.54秒となった。
ダウンロード速度分布を見ると、ここでもドコモの苦戦が目立つ。iPhoneで見ると、10Mbps以上を記録したのはソフトバンクは82地点、auは30地点だが、ドコモは3地点。Androidでもソフトバンクの57地点、auの52地点に対し、ドコモは1地点と差を付けられる結果となった。
ソフトバンクのiPhoneは、イー・モバイルのネットワークを使う倍速ダブルLTEの開始もあったためか、最も速い結果となった。Androidは、AXGPとFDD-LTEのどちらも掴む「Hybrid 4G」に対応する端末を使用。au、ドコモのAndroidより速く、ラッシュ時でもネットワークの強さを感じさせる結果となった。
auは、iPhone 5c/5s以降iPhoneで対応した800MHz帯のLTEもあってか、ソフトバンクには及ばないものの、まずまずといったところ。AndroidはiPhoneが対応しない1.5Ghz帯のLTEにも対応しているためか、iPhoneよりやや良い結果となった。
ドコモはiPhone、Androidともに2社に大きく離される苦しい結果となった。現在、東京・名古屋・大阪で下り最速150Mbpsとなる1.7GHz帯のLTE整備を進めており、今後の巻き返しを期待したい。
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