いまなお続く名画救出……略奪されたピカソ、シャガール
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
各メディアが報じたところによると、絵画にはピカソやシャガールの未発表作も含まれ、その価値は総額約10億ドル(約990億円)。これらは、調査が終わり次第、早急に正規の所有者に連絡をとると記者会見で発表されているが、現在もなお、行方不明になっているものも多いという。
ナチスは1930~40年代、個人所有や美術館所蔵の絵画を大量に没収したと伝えられているが、第二次世界大戦下、それらの救出作戦が実行されていた。兵士ではなく、美術館長をリーダーに建築家や彫刻家など7人の特殊チーム“モニュメンツ・メン”がアメリカ合衆国大統領フランクリン・ルーズベルトの認可を受け、その極秘プロジェクトを遂行。ミケランジェロの「聖母子像」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を始めとするゴッホ、セザンヌ、ルノワール、モネなど500万点にも及ぶ歴史遺産の数々が救われた。
この実話は、映画『ミケランジェロ・プロジェクト』として2014年4月公開。ジョージ・クルーニーが監督、製作、脚本、主演の4役を務め、マット・デイモン、ビル・マーレイ、ケイト・ブランシェットら実力派俳優が彼のもとに集結した。
本作はヨーロッパで大規模なロケを敢行し、盗まれた美術品を保管するための倉庫として使用されていたノイシュヴァンシュタイン城でも撮影が行われている。この度解禁された特報では、最新映像を観ることが出来る。
《RBB TODAY》
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