ネットワン、愛知県のプライベートクラウド基盤を構築……2014年3月末に汎用機を廃止
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
仮想化ソフト(VMware vSphere)、サーバ(Cisco UCS Bシリーズ ブレードサーバ)、データセンタースイッチ(Cisco Nexus)、共有ストレージ(EMC VNX)、重複排除バックアップストレージ(EMC Avamar)の製品を組み合わせ、物理サーバと仮想サーバ双方が一括設定可能で、障害時は迅速に復旧される仮想インフラを実現した。
また、遠隔地へのバックアップについて、重複排除機能によってネットワーク負荷を大幅に軽減した。オープンソースの統合運用管理ソフトウェアであるHinemos等を活用し、物理環境と仮想環境双方の状態監視・ジョブ管理・ログ管理・バックアップ管理などを一括管理し、自動運用化した。
この環境は、東海地域を事業拠点とする情報通信サービス企業とともに構築したもので、2013年10月からすでに稼働中となっている。業務システムのデータは、愛知県外の異なる電力会社管轄の地区へバックアップされる。
愛知県は、情報通信技術の総合指針である「あいちICTアクションプラン2015」を策定し、汎用機の廃止と情報システム基盤の再構築に取り組んでおり、2014年3月末に汎用機を廃止する計画だ。
《冨岡晶》
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