東芝、約20万社員のプライベート・クラウド基盤を「SPARC/Solaris」サーバで構築
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仮想化技術「Oracle VM for SPARC」と「Oracle Solaris Legacy Containers」を活用し、従来システムのミドルウェアやアプリケーションを変更することなく、移行先環境でそのまま稼働可能とした。
新しいプライベート・クラウド基盤は、関東のデータセンター9台、関西のデータセンター6台、合計15台の「SPARC T4」サーバのクラスタ構成となる。基幹システムの「Oracle Database」が統合され、東芝グループ各社の人事・給与、経理、調達、販売、生産管理、業務支援など100を超える基幹システムが稼働中となっている。
東芝グループは、2003年にUNIXサーバ「Sun Fire 15K」「Sun Fire E25K」「Sun Fire E2900」を導入し、100を超える基幹システムを統合・運用していたが、保守終了期限を前に、最新ハードウェアへの統合・最適化に着手。東芝、東芝インフォメーションシステムズ、東芝ソリューションの3社で、「SPARC/Solaris」サーバによる仮想環境の構築と移行手順を確認、検証した。
《冨岡晶》
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