B・カンバーバッチ、“最強の敵”演じられたのは「父のおかげ」
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
スマウグは、エレボールと呼ばれる山中に作られたドワーフの王国を滅ぼして全ての宝を奪った伝説の竜。モーション・キャプチャーを駆使し、言葉も話すことのできるスマウグをカンバーバッチが声をあてて演じている。ビジュアル化には数年要し、表情は実際にカンバーバッチの表情を参考にしているため、容姿がどこか似ているように感じられる。
海外ドラマ「SHERLOCK シャーロック」で人気を博し、昨年は『スター・トレック イントゥ・ダークネス』で名悪役ぶりを見せつけ、日本にも多くのファンを持つカンバーバッチ。子どものころ、俳優であった父親に原作の「ホビットの冒険」をよく読んでもらっていたそうで、そのときに受けたスマウグの印象は今でもはっきり覚えているという。「優れた俳優だった父は、ただでさえ壮大なホビットとドラゴンの世界をさらに生き生きと膨らませて読んで聞かせてくれたよ」とカンバーバッチは振り返る。「実家に帰って『今度スマウグを演じることになったんだ。父さんのおかげだよ、ありがとう』と報告できたのは、俳優人生のなかでも最高の出来事だったよ」。
また本作では、「SHERLOCK シャーロック」で共演中のマーティン・フリーマン(ビルボ役)と再び激突。同ドラマのシーズン1撮影中に、ふたりとも同じ時期にロンドンでオーディション。フリーマンは、「ベン(ベネディクト)はスマウグ役を演りたがってたし、僕もそうなればいいなと思っていた。ベンは本当にいい役者だからね。体の表現力はもちろんのこと、声の表現力もすばらしい」と適役のカンバーバッチをベタ褒めする。
『ホビット 竜に奪われた王国』は2月28日より新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。
《RBB TODAY》
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