登山者4割が命を落とすアンナプルナ ドキュメンタリー公開
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世界第10位の標高を誇り、難易度は得A級。雪崩が多い山としても知られている“キラー・マウンテン”アンナプルナ。登山者の40%近くが命を落としているともいわれるこの山に2008年の5月、スペイン人登山家のイナキは挑んだ。その尾根を横断中に高山病に襲われるという危機的な状況に。同行者のホリアがSOSを発し、報を受けた世界10か国の12人の登山家たちは救出活動に出向いた。その中には、世界的に有名な登山家ウーリー・ステックもいた。
本作ではそれから数年後、この救出活動に参加した12人を世界各国に訪ね、当時の貴重な映像を織り交ぜながら、前代未聞の救出活動をふり返る。老若男女に登山がブームとなっている昨今、山と向き合う心構えや死生観など貴重な証言は、登山する者に山の魅力や大自然の偉大さを改めて訴えかけることだろう。
『アンナプルナ南壁 ─7,400mの男たち』は秋、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。
《RBB TODAY》
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