Windows XP利用企業のIT管理者……「サポート終了後も使い続ける」
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ウェブアンケート調査によりIT管理者515名から回答を得た結果だが、53.8%のIT管理者が勤務先の業務用PCでWindows XPを使用しており、そのうち約半数の回答者がマイクロソフトの延長サポートが終了する4月以降も業務用端末として利用すると回答した。また、2014年4月以降もWindows XPを利用する回答者のうち約2割はそもそも移行する予定がないことが分かった。
Windows XPを使い続けているのは「時間の関係で移行しきれない(43.0%)」、「Windows XPでないと動かない業務アプリケーションがある(42.6%)」、「移行のためのコストがかかる(37.5%)」が主な理由。「現状でも業務に支障がない」とした回答者も2割以上いた。
延長サポート終了を見据えたセキュリティ対策については、ウイルス対策ソフトについては「導入済み」が63.9%、「検討中」が12.6%と、検討中を含めると7割以上が対策。しかし、脆弱性対策製品の導入は、「導入済み」が27.8%、「検討中」が21.7%。サポート切れOSに対し、脆弱性対策の観点からの対策は浸透していないことがわかった。
同社では、サポートが終了したOSは修正プログラムの配布が行われず、脆弱性を利用した攻撃のリスクが残り続けるため、速やかにOSのアップデートを行うことを推奨するとしている。
《RBB TODAY》
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