第150回直木賞は朝井まかてさんと姫野カオルコさん
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第150回直木賞の選考委員会は同日午後5時より東京築地の新喜楽で開催され、最終候補6作品の中から朝井さんの『恋歌』と姫野さんの『昭和の犬』が授賞作に決まった。
朝井さんは1959年大阪府羽曳野市生まれ。甲南女子大学文学部国文学科卒業。2008年「実さえ花さえ」で第3回小説現代長編新人賞奨励賞受賞。13年『恋歌』で本屋が選ぶ時代小説大賞2013受賞。
姫野さんは1958年滋賀県甲賀市生まれ。青山学院大学文学部日本文学科卒業。画廊勤務を経て文筆業。第117回、第130回、第134回、第140回に直木賞候補となっている。
候補作品(作者名50音順)
●朝井まかて <受賞>『恋歌(れんか)』(講談社)
●伊東潤『王になろうとした男』(文藝春秋)
●千早茜『あとかた』(新潮社)
●姫野カオルコ <受賞>『昭和の犬』(幻冬舎)
●万城目学『とっぴんぱらりの風太郎(ぷうたろう)』(文藝春秋)
●柚木麻子『伊藤くんA to E』(幻冬舎)
なお同日、第150回芥川龍之介賞は、小山田浩子さんに決定したと発表された。
《高木啓》
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