富士通、Linked Open Dataへのリンクを自動的に付与する技術を開発
エンタープライズ
ソフトウェア・サービス
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
富士通研、情報を暗号化されたまま高速検索できる技術を開発……医療やゲノム研究などに応用
-
企業におけるオープンソース導入率が大幅上昇……「本番環境で導入している」32.0%に

「Linked Open Data」は、Linked Data形式でネットに公開されているデータセット群を指す。Web関連技術の標準化団体W3C(World Wide Web Consortium)が推奨しており、機械処理が容易で特定のアプリケーションに依存しないRDF(Resource Description Framework)と呼ばれるデータ表現形式を使用しているのが特長で、世界中でさまざまなオープンデータが公開されている。
今回、富士通研究所とアイルランド研究機関であるThe INSIGHT Centre for Data Analyticsが共同開発したLOD活用基盤をベースに、表記やデータ構造の類似性からリンクを付与する技術を開発した。データ中の人物、組織、場所などの対象に対し、LODのなかから同一であるデータを推定し、複数のデータのなかから同一となる対象を自動で発見できる。
富士通研究所は、本技術と連携可能なLODの検索サービス「LOD for all」を、2014年1月中に一般公開・運営開始する予定。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/