カピバラが“肉球”で調印?!…長風呂対決&露天風呂協定
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調印式では、2月16日に伊豆シャボテン公園でカピバラ「だいず」が、1月26日に長崎バイオパークでカピバラ「モミジ」が、協定書への捺印を予定している。協定書は、(1)伊豆シャボテン公園および長崎バイオパークは、カピバラとカピバラファンのために、毎年、露天風呂を開催し続ける。(2)伊豆シャボテン公園および長崎バイオパークは、「カピバラの露天風呂」の普及に努める、と定める。長崎バイオパークでの調印式には、伊豆シャボテン公園のゆるキャラ「カピーバ」も参加する。
調印式の両日には「カピバラの長風呂対決」を開催する。それぞれの露天風呂が始まり、最初に湯船に入ったカピバラが計時対象となる。カピバラが湯船から出た時点で終了。前回は、長崎バイオパークのカピバラ「ぎん」が9分1秒、伊豆シャボテン公園のカピバラ「いくら」が1時間3分55秒で、伊豆シャボテン公園が勝利した。
この企画は、両園の公式ツイッター同士がやりとりをして誕生し、「カピバラの露天風呂」をもっと知ってもらえるように共同で情報発信したいということからスタートしたという。
カピバラの露天風呂は、伊豆シャボテン公園で日本で初めて、1982年の冬から開始された。飼育員が掃除にお湯を使っていたところ、溜まっていたお湯の中でカピバラがゆったりとしていたのを見つけたのが始まり。冬至にはゆず湯にも入るそうだ。長崎バイオパークの露天風呂は2008年に始まった。日本ではじめての打たせ湯つきカピバラ専用露天風呂を備える。冬至の前後にはゆずではなく長崎名物のざぼんを浮かべたり、県内の雲仙市小浜温泉より源泉が届けられたりする。
《高木啓》
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