携帯電話料金、スマホは「6,826円」フィーチャーフォンは「3,746円」
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それによると、2013年12月末事典で、スマートフォン契約数は5,328万件に拡大。フィーチャーフォン契約数は6,658万件となり、合わせた携帯電話端末契約数は1億1,986万件となっている(スマートフォン契約数比率は44.5%)。2013年3月末からの9か月でみると、スマートフォンは970万件増加、フィーチャーフォンは677万件減少となっている。なおいずれも、主要キャリアに加え、MVNOを含む契約数となる。
今後の端末購入意向について質問すると、スマートフォンユーザーは「スマートフォンを購入」95.2%、「フィーチャーフォンを購入」4.1%となり、大多数がスマートフォンを再購入する意向だった。フィーチャーフォンユーザーは「スマートフォンを購入」34.4%、「フィーチャーフォンを購入」62.4%となり、こちらも継続意向が強い。
両方の利用者に、スマートフォンを購入する理由を聞くと、「いろいろな機能やサービスが利用できて便利」43.2%、「現在利用していて満足(楽しい)」31.8%、「新しいスマートフォンに興味・関心がある(購入したい端末がある)」23.8%、「コミュニケーションツールとして必要」19.1%、「生活必需品(なくてはならない)」18.0%の順となった。 一方で、フィーチャーフォンを購入したいと考える理由としては、「スマートフォンは月額利用料金が高い」48.3%、「スマートフォンに必要性を感じない」46.3%、「フィーチャーフォンに満足している」37.9%、「スマートフォンの端末価格が高い」30.8%、「スマートフォンの使い勝手が悪い」20.4%の順となっている。
実際、現在利用している端末種類別の月額利用料金について分析すると、スマートフォンは6,826円、フィーチャーフォンは3,746円となっている。なおMVNO SIMカードは1,801円だった。 スマートフォン非購入意向者に対して、月額利用料金がいくらであればスマートフォンを利用してもよいと考えるかについて質問した結果、「~2,999円」までの累計で約48%、「~3,999円」までの累計で約60%となっており、スマートフォン非購入意向者が、料金メリットによってスマートフォン購入に傾く可能性が高いことが判明した。
《冨岡晶》
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