同映画は、“実写版プリキュア”ともいえる特撮作品。ロリータファッションの“ダメ子”こと夢子(中川翔子)がピンクのテディベア(声:阿部サダヲ)と合体して戦士・ヌイグルマーに変身。命をかけて悪の組織から姪の響子(市道真央)を守る。
劇中で中川が振るうピンクのヌンチャクは、なんと本人の私物。中学のときに自作し、念のためいつも持ち歩いているヌンチャクが、たまたま衣装の色とマッチしたので採用されたそう。中川は、「偶然を超えたいくつものミラクルが重なり、ヌイグルマーZのために生きてきたんだなぁとおもいます!」と喜びを示している。
学生時代を「暗かったつらかった死にたかった」と振り返る中川。夢子と昔の自分とは不思議と一致する部分が多いと明かし、「ヌイグルマーのおかげで黒歴史と名付けていた過去と、握手することができた」としみじみ。ヌンチャクやヒーローのポーズの練習をひとり練習していた忘れたい過去が映画に繋がったと語り、「黒歴史なんかじゃなくなった」とつづっている。
「ヌイグルマーZ」は25日より全国ロードショー。