鬼才映画監督が考える“子供向け”映画とは? | RBB TODAY

鬼才映画監督が考える“子供向け”映画とは?

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石井克人監督
石井克人監督 全 4 枚
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 『鮫肌男と桃尻女』や『PARTY7』『茶の味』など独特の映像センスあふれる作品で“鬼才”として知られる石井克人監督が4日、自身初の子供向け映画となる最新作『ハロー!純一』(2月15日公開)にちなみ、「子供に観てほしい映画」7本を発表した。

 『ハロー!純一』は、女子生徒の前田さんに密かに思いを寄せる内気な小学生・純一が、個性バラバラの仲間たちとともに繰り広げる騒動を描いた、“子供たちのためのラブコメディ”。石井監督の「世界中の子供たちに映画や映画館を好きになってもらいたい。だから子供たちにプレゼントを贈る気持ちで」という考えに集まった女優・満島ひかりをはじめとするキャスト、スタッフにより制作され、小学生以下は0円(ただし保護者の同伴が必要)という業界初の試みを打ち出したことでも話題となっている。

 そんな石井監督があげた7本は、一般的な“子供向けオススメ映画”では決してラインアップされないような個性的なタイトルが並んでおり、監督が映画の魅力として伝えたい“別世界”を感じられるものとなっている。

■石井監督が勧める「子供に観てほしい映画 7本」

『ゴジラ』(1954)
(石井監督のコメント)初代ゴジラは白黒だけどムードが抜群です。本当にこわい、そしてミニチュア、よく出来ている。今でも楽しんで観れます。

『冒険者たち ガンバと7匹のなかま』(1984)
DVDでみつかればぜひ観るべし! ネズミたちの大ボーケンカツゲキ! レンタル店さんでみつかれば超ラッキーです。

『エースをねらえ!』(1979)
ガンバと同じ出崎カントクの名作です。スポコン、ラブ! 出会い、別れ、映画のおいしいとこ全部入ってて楽しめます。

『お早よう』(1959)
子供たちがおならばっかりする楽しい映画だ。必見!

『簪(かんざし)』(1941)
昔の映画だけど、ちびまる子ちゃん的な人情物ととらえて観るととてもいい。面白いし、せつないし映画ってすばらしい! って思えますよ。

「未来少年コナン」(1978/TV)
TVドラマです。宮崎駿先生の大ケッサクTVドラマ。たぶん子供の皆様、みんな観てると思いますが。

『七人の侍』(1954)
史上最高の侍映画だ! キャラクター達がとても生き生きとしてて、全員がキャラ立ちしている。恋愛、アクション、人情、せつなさ、さみしさ、映画の面白いとこ全部入ってる。観たらきっと大好きになる映画です!

《花》

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