【インタビュー】統合型セキュリティアプライアンス部門顧客満足度1位、最高の技術を統合しリーズナブルな価格で提供……ウォッチガード
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
--- まずは「WatchGuard XTM」のコンセプトについて教えてください
根岸:「WatchGuard XTM」のコンセプトは、大きく3つあります。まず1つ目は「ベストブリード」であることです。それぞれの機能に対して最適な「餅は餅屋」の技術を組み合わせて最適化し、リーズナブルな価格で提供しています。たとえば「WatchGuard XTM」のWebフィルタリング機能は、Webフィルタリングで有名なWebsenseの技術を組み込んでいます。同様に、IPS (不正侵入検知・防御)機能とアプリケーション利用の可視化と制御にはTrendMicroの技術を、迷惑メール対策にはcomtouchなど、それぞれのセキュリティ機能分野で最高の技術を採用し、それらを統合、最適化しているのです。
2つ目の特長は、これらの機能をすべて動作させてもスループットが低下しないことです。これは、ハードウェアのプラットフォームが高性能であること、そして、ソフトウェアの設計が最適化されているためです。
3つ目の特長は、管理性の高さです。セキュリティや企業内通信の可視化を実現することでネットワーク・セキュリティの運用をわかりやすくしており、それが高く評価されています。特に、運用管理のツールが標準で付属していることは大きな差別化ポイントになると思います。他社製品では管理のために別ライセンスが必要になったり、管理用の製品を別途、しかも機能ごとに購入しなければならないことがあり、大がかりな投資になってしまいます。セキュリティの可視化を推進、強化しているため、独自のマネージドサービスを付加し、サービスと組み合わせてご提案していただいている販売店を多く所有しております。
クラウドサービス事業者向けにも利用可能な、仮想環境上で稼動する仮想アプライアンス「WatchGuard XTMv」は、そのライセンスの仕組みもユニークです。通常、サービスプロバイダが新たなサービスを提供する際には、あらかじめライセンスを購入します。しかし、サービス開始時に何人のユーザが利用するか想定が難しいため、初期投資が大きくなってしまいます。そこでウォッチガードでは初期投資をなくし、ユーザが契約してセキュリティ機能をオンにしたときに月額料金が発生するライセンス体系としました。ユーザの獲得に応じた支払いができるという月額ポイント課金ライセンス制度なので、導入しやすいモデルになっています。
《吉澤亨史》
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