ボッテガ・ヴェネタ、上海店アーティストデュオ、バードヘッドの個展開催中 | RBB TODAY

ボッテガ・ヴェネタ、上海店アーティストデュオ、バードヘッドの個展開催中

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ボッテガ・ヴェネタのイフェン・ギャラリア店で開催中の「Solo Exhibition by BIRDHEAD」展
ボッテガ・ヴェネタのイフェン・ギャラリア店で開催中の「Solo Exhibition by BIRDHEAD」展 全 4 枚
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「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、上海・外灘のイフェン・ギャラリア店で「Solo Exhibition by BIRDHEAD」展を開催している。3月末まで。

本展は、次世代アーティストの活躍を促し、画期的な文化的プロジェクトを支援する同ブランドの取り組みの一つ。今回は、ソン・タオ(Song Tao)とジ・ウェイユィ(Ji Weiyu)によるアーティストデュオ、バードヘッド(鳥頭)の写真作品を紹介している。スナップ写真の美的感覚を取り入れた彼らの作品は、2011年にヴェネチアビエンナーレに出展、2012年にはニューヨークの近代美術館で開かれたグループ展や上海ビエンナーレにも参加している。

作品では、日常の断片を切り取り、行き場のない若者達やパーティーに興じる人々、全壊した建物、色あせた広告、街角の光景など、華やかな上海とは対照的な、都会の現実の一端を切り取る。キュレーションは、復旦大学で視覚文化論と中国現代写真論を専攻する顧錚教授が担当。顧錚教授は、これまでニューヨーク大学のパーソンズ・スクール・オブ・デザインやスミソニアン博物館などでもキュレーターを務めている。

ボッテガ・ヴェネタのイフェン・ギャラリア店は上海を代表するウォーターフロントエリア・外灘に位置し、中国国内の同ブランド店舗では最大規模のブティック。2階にギャラリースペースを併設しており、これまでは中国の壊れゆく遺産に目を向けた「Damaged Heritage」展や、身の回りにある何気ないアイテムが私たちの日常生活とどう交わっているかを示した「Talking Objects」展、ポートレートの芸術性を追求した「Facing Faces」展、自然の中での人間性を探求した「Critical Landscapes」展などを開催し、好評を博してきた。

《SAKURA》

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