レクサス vs アウディ vs BMW……プレミアムコンパクトカー比較
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日本市場の景気は回復傾向にあり、日本経済団体連合会(経団連)の米倉弘昌会長は、2014年新年メッセージで「安倍内閣による一連の経済政策が功を奏し、底堅い消費など、内需に牽引される形でわが国経済は回復を続けている」と述べた。経団連の調査によると2013年の年末賞与・一時金の平均は80万6007円、対前年比3.47%増となった。
自動車市場に目を向けてみると、2013年の東京モーターショーは入場者数が90万2800人、前回より6万人増となり、自動車への関心の高まりが伺える。中でも高級自動車各ブランドが、比較的手の届きやすい、中心価格帯300万円台のコンパクトカーに力をいれていたようだ。レクサス『CT200h』、アウディ『A3スポーツバック』BMW『1シリーズ』などがこのクラスの代表となる。
●レクサス『CT200h』…レクサスのエントリーモデルで、ハイブリッド駆動。『LS』や『IS』などラインナップ上位車種の販売好調を受け、1月に改良新型が発売された。レクサスのデザインアイコン「スピンドルグリル」や、ワイド感を強調したリヤバンパーのほか、新意匠のアルミホイールを採用するなど、個性が一層際立つデザインにリニューアルされた。リニューアルに合わせて放映されている、トリックアートを使ったCMも「何度見ても騙される」と評判だ。356万~448万円。
●アウディ『A3スポーツバック』…このクラスには早くから参入した車種で、2013年9月、約10年ぶりにフルモデルチェンジされた。日本で販売されるクルマとしては初めてWi-Fiを搭載。「アウディコネクト」を使うと近隣のガソリンスタンドの価格データからニュース、天気予報まで、最新の情報を閲覧することが可能。308万~544万円。
●BMW『1シリーズ』…2011年9月にフルモデルチェンジされた。後輪駆動モデルらしいスポーティで伸びやかなサイドビュー、彫りの深いキャラクターライン、盛り上がったリアホイールハウスなどがBMWならでは。スポーティさを強調する「Sport」と、スタイリッシュさを追求する「Style」という、2種類のデザインラインを設定。308万~550万円。
《高木啓》
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