【実践ソリューションフェア 2014】ITでコストを見直し、元気を届ける! 展示ブースレポート(前編) | RBB TODAY

【実践ソリューションフェア 2014】ITでコストを見直し、元気を届ける! 展示ブースレポート(前編)

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会場の様子。多くの来場者が詰めかけた
会場の様子。多くの来場者が詰めかけた 全 6 枚
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 大塚商会は2月5日から7日までの3日間、ザ・プリンス パークタワー東京において、恒例となったプライベートショウ「実践ソリューションフェア 2014 in 東京」を開催した。今年の全体テーマは「ITでコストを見直し、元気をおとどけ。」。約60コースの特別セミナーのほか、同社が提供する最新ハードウェア、モバイル活用、節電対策、業種・業務システム、セキュリティ、Webサービス、ネットワーク、文書管理など、300を超えるソリューションが展示された。初日から多くの来場者が詰め掛けた同イベントの模様を報告しよう。

■既存システムの見直しに加え、最新技術を取り入れるための秘訣も

 実践ソリューションフェアでは、オフィスにおけるIT活用をテーマを決めて紹介するステージや、ソリューションごとの展示コーナーが会場に設置された。テーマステージでは「コミュニケーション」「ネットワーク」「オフィス照明」という3つの視点から、既存システムの「見直し」を図るとともに、最新技術を取り入れるための具体的なポイントが披露された。より詳しい内容と展示デモは、後述の最新ソリューションパークにて説明する。

 メインのテーマステージの主な内容は以下のとおりだ。

 コミュニケーション系では電話とメールなどを統合する「Unified Communication」(UC)の視点から、相手の状況に応じて、メール、ビデオ会議、IP電話など複数手段の使い分けをスマートフォン(iPhone)で披露し、モバイルシーンでの利便性を強調していた。会社にかかって来た電話を内線扱いで出先のiPhoneに転送することで、電話料金を節約できる点が来場者の興味を引いていたようだ。また1つのID・パスワードから、すべての社内システムへのログインを可能にする新製品「ADらくらく運用パック」も紹介。ActiveDirectoryの初期設定や権限変更などの煩雑な作業を、大塚商会がリモートで代行する。

 ネットワーク系では、複合機の使い方によってオフィスがドラスティックに進化することをアピール。例えばオフィスのプリンタの混み具合によっては、ドキュメントの印刷に時間がかかってしまうことも多い。そこで社内にある複合機をネットワークで管理することで、どこでも好きな場所から好きな複合機でドキュメントをプリントできる「ロケーションフリー印刷」を実現。ICカードを複合機にかざして出力させるだけでなく、手元のタブレットから無線LANで直接プリントする便利さを訴求していた。
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《井上猛雄》

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