確定申告、準備を「断念したくなったことがある」は33.8%
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調査は1月下旬に行われ、確定申告を今年する必要がある20~60代男女600名、同社のクラウド型会計ソフト『マネーフォワード 確定申告』ユーザー117名から回答を得ている(いずれも、個人事業主またはフリーランス職に限る)。
■20代女性の”あきらめ”経験率は6割超え
まず、今年、確定申告をする必要がある20~60代の男女600名全員に対し、「あなたは、確定申告の準備をあきらめたくなったことがありますか?」と尋ねたところ、33.8%が「ある」と回答。“あきらめ”経験率は年代が上がるにつれて低くなる傾向が見られ、性別・年代別では、20代女性の“あきらめ”経験率がもっとも高かった。
また600名全員に、「あなたは、申告準備期に大変にならないよう、日頃から工夫をしていることがありますか?」と聞くと、「レシートや領収書のこまめな整理」67.0%、「定期的な収入と収支の記録」42.5%が多くを占めたが、「特にない」22.0%がそれに続き、申告準備用のアプリやインターネットサービスの活用を大きく上回った。
■マネーフォワード、重宝機能1位は「口座情報の自動取得機能」
マネーフォワードは1月27日、作業を可能な限り自動化し、専門知識がなくても、手間なく簡単な確定申告や法人の会計処理を可能にするクラウド会計サービス『マネーフォワード 確定申告』および『マネーフォワード For BUSINESS(法人会計)』のサービス提供を開始している。
『マネーフォワード 確定申告』のユーザー117名に対し調査を実施。まず、「同サービスを活用することで、申告準備が楽になると思うか」を尋ねたところ、「とても楽になると思う」33.6%、「まあまあ楽になると思う」32.8%、「少しは楽になると思う」16.8%利用者の83.2%が「楽になると思う」と回答している。そこで具体的に、「従来と比べ、申告準備期間はどのくらい短縮できそうですか?」と質問すると、72.3%が「短縮できそう」と回答し、「2週間以上」10.9%、「10日~2週間程度」5.9%、「1週間~10日程度」10.1%をあわせた、約4人に1人(26.9%)が「申告準備を1週間以上短縮できそう」と回答した。
また「重宝できる機能」について聞いたところ、「口座情報の自動取得機能」30.1%、「仕訳の自動学習」18.4%など、作業時間の短縮につながる点が挙げられ、続いて「Macでも使える」12.9%、「月額料金の安さ」10.5%など、クラウドならではの利点が挙げられました。また、「会計帳簿」7.9%、「ユーザーインターフェイスの良さ」7.0%なども挙げられました。
なおマネーフォワードでは、レシートを撮影するだけで、『マネーフォワード 確定申告』へアップロードできる領収書読込アプリも提供している。ユーザー117名に対し、「領収書読込アプリは活用できると思いますか?」と聞いたところ、「かなり活用できる」32.8%、「まあまあ活用できる」26.1%、「少しは活用できる」24.4%と、83.3%が活用できる回答している。
《冨岡晶》
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