羽生結弦選手の悩みが赤裸々に……17歳当時の著書、金メダル効果で売上急増 | RBB TODAY

羽生結弦選手の悩みが赤裸々に……17歳当時の著書、金メダル効果で売上急増

エンタメ スポーツ
羽生結弦選手の著書『蒼い炎』(扶桑社)
羽生結弦選手の著書『蒼い炎』(扶桑社) 全 4 枚
拡大写真
 ソチ五輪、男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦選手。急上昇している人気とともに、著書『蒼い炎』(扶桑社)の売り上げも急増している。

 同書は、2012年4月に発売された羽生選手(当時17歳)の初の著書。スケートを始めた4歳から当時までの軌跡を、多数の秘蔵写真とインタビューでつづったチャリティブックとして発売されており、羽生選手の印税と売り上げの一部は被災したアイスリンク仙台へ寄付されている。

 仙台のリンクで練習中に東日本大震災に被災し、さらにそのリンクが半壊で閉鎖したため、近くの体育館で家族4人で避難所生活を送りながら、練習場所を求めて日本各地のアイスショーに参加して4回転の精度を磨いた日々や、「このまま、スケートを続けてもいいのか」と悩んだことも赤裸々につづられており、羽生選手がどんな試練に耐えて練習を続け、今に至ったのか、今回の金メダルへの並々ならぬ思いが感じ取れる作品となっている。

 同書はオリコン週間“本”ランキングのBOOK(総合)部門では先週まで100位圏外だったが、13日に金メダル獲得した直後から売り上げが急増。週間売上は3000部、累積売上は2万4000部となり、24日付の同ランキングで84位に急上昇し、これまでの最高位だった90位を更新してトップ100入りを果たした。

 発売元によると、先週のSP直前に今後の需要を見込み増刷を決定。増刷分は今週末に用意でき、さらに現在追加で増刷中だという。なお、現在までの発行部数は8万部とのことだ。

《花》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース