宮沢りえの年下不倫相手に池松壮亮 | RBB TODAY

宮沢りえの年下不倫相手に池松壮亮

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映画『紙の月』、主演の宮沢りえと共演陣
映画『紙の月』、主演の宮沢りえと共演陣 全 1 枚
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 宮沢りえ・主演で映画化される角田光代・原作の『紙の月』。宮沢の相手役となる年下の不倫相手を、若手実力派の池松壮亮が演じるほか、田辺誠一、小林聡美ら共演キャストが発表された。

 本作は平凡な主婦が巨額横領に手を染め、人生を転落していく事件を描く。宮沢演じるヒロイン・梨花が不倫に堕ちる、年下の大学生に抜擢されたのが池松。映画、ドラマ、舞台で幅広く活躍し、近年『いけちゃんとぼく』('09)、『横道世之介』('12)で注目を集めている、現在23歳。2014年前半だけでも、主演映画『愛の渦』(3月1日公開)と『大人ドロップ』(4月4日公開)、さらに『ぼくたちの家族』(5月24日公開)、『春を背負って』(6月14日公開)が立て続けに公開される。

 そんな池松について、宮沢は「年齢を超越して、すごく素敵な俳優」と絶賛。「少年に見える時と、おじいちゃんに感じる時と、年齢が不詳な感じがあって、何にでも化けられる可能性が、毛穴からプチプチと飛び出ている感じが、すごく刺激的」とコメントする。

 また、映画版オリジナルキャラクターとして、梨花の勤める銀行の先輩事務員・隅役で小林聡美が出演。一切のミスを許さず、厳格に仕事に向き合う隅の存在は、横領に手を染めていく梨花に対して、強烈なプレッシャーを与える重要な役どころとなっている。そのほか梨花の夫に田辺誠一、銀行の上司に近藤芳正、資産家の顧客に石橋蓮司らが脇を固める。

 監督は昨年の日本アカデミー最優秀作品賞他各賞を受賞した『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八。吉田監督らしい、独特の映像センスとスピード感が期待される。撮影は3月中旬にクランクアップ予定で、2015年ロードショー。

《RBB TODAY》

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