女性が管理職になりやすい業界・職種は? 転職もあり?……リクナビNEXT調査
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このアンケートは、1月24日~1月29日に実施されたもので、現役管理職の男女ビジネスパーソン500人(男性250人、女性250人)から有効回答を得ている。今回とくに「女性管理職」の回答に注目すると、まず、「初めて管理職になった年齢」については「39.2歳」で、男性管理職の「39.8歳」とほぼ同じ年齢であることが明らかとなった。一方で、「35歳までに管理職になった割合」を見ると、男性が16.0%であるのに対し、女性は26.4%。男性に比べると、早い段階で管理職に抜擢された人が比較的多かった。
また「勤務先の企業規模」を見ると、女性管理職でもっとも多いのは「10人以下の企業」37.6%、次いで「11~30人」16.4%だったが、男性のトップは「3001人以上」33.2%だった。勤務先の事業区分(上場企業か、非上場企業か)でも、男性の26.8%が「上場企業」だったのに対し、女性は「14.4%」に留まっている。
このことは、創業して間もないベンチャーや中小企業など、“過去の慣例”にとらわれず、男女関係なく“能力がある人に任せる(そうしないと経営が立ち行かない)”環境で、女性が抜擢されているためと推察される。
しかし「現在の年収(手取り)額」では、男女で大きな開きが見られ、男性の平均が「890.6万円」であるのに対し、女性の平均は「618.9万円」と、200万円以上の開きがみられた。女性リーダーの現在の「職種」を見ると、「経理・財務職」がとくに多く1位で、「医療・福祉関連職」がそれに続いている。
ちなみに男女合わせての数字ではあるが、「役職アップを目指して転職したことがあるか」という問いを行ったところ、19.4%の人が「ある」と回答。そのうち「実際に役職アップできた」人は75.3%、「役職アップの見込みがありそう」を加えると82.5%という高い確率だった。
この結果について、「リクナビNEXT」原田副編集長は、「管理職になることで、仕事の裁量が増えたり、経営の意思決定に関わる場面が増えたりと、今よりもさらにおもしろい仕事ができる可能性もあると思います。あくまでも管理職になることが目的というわけではなく、自身のやりたいことを叶える、もっと仕事をおもしろくする手段として捉えていただけたらと思います」とコメントしている。
《冨岡晶》
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