【MWC 2014 Vol.56】富士通、ARにウェアラブル端末を加えたインストラクション支援技術を開発
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富士通ではタブレットやスマートフォンのカメラ機能にARサーバー技術を組み合わせた、営業・販売・点検など業務支援システムを提供してきた。例えば水道管管理の現場に作業マニュアルをARマーカーのかたちで仕込んでおき、タブレットのカメラでスキャンすることで表示、作業内容の確認が行えるという用途を実現する。
今回のイベントで紹介されたデモンストレーションでは、これに新しくカメラを内蔵したシースルータイプのヘッドマウントディスプレイ(HMD)と、入力デバイスとしてグローブ型のジェスチャー入力装置を組み合わせたパッケージを試作展示。HMDでキャプチャーしたARマーカーの情報を元に、スマートフォンを使ってARサーバーと通信して作業インストラクションを取得。HMDのディスプレイ上に表示する。ユーザーはBluetooth通信機能とジャイロセンサーを組み込んだグローブ型装置を使ってインストラクションのページをめくるなど欲しい情報を取得することができる。
「HMDを活用することで、タブレット端末を持ちながら作業する必要がなくなり、ハンズフリーでより確実な作業ができることが特徴」と富士通の展示スタッフは説明する。今後プロトタイプ技術の完成度をさらに高めながら、早期での実用提供を目指す。
《山本 敦》
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