「負けて『楽しかった』はあり得ない」……竹田恒泰氏×西川史子らの議論が散々な結果に | RBB TODAY

「負けて『楽しかった』はあり得ない」……竹田恒泰氏×西川史子らの議論が散々な結果に

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 五輪出場選手について「負けたのにヘラヘラと『楽しかった』はあり得ない」などと発言して話題となった明治天皇の玄孫で日本オリンピック委員会(JOC)竹田恒和会長の長男である竹田恒泰氏が28日、フジテレビ系「ノンストップ」に生出演。同発言についての真意を説明したが、ほかの出演者と繰り広げた議論の内容に視聴者からは批判の声があがっている。

 竹田氏は2月8日に自身のTwitterで、メダルを取る可能性のある日本選手へ向けて「メダルは噛むな。品がない上に、メダルを屈辱することになる」「国歌君が代は聴くのではなく歌え。国歌も歌えないのは国際人として恥ずかしい。また、日本には国歌斉唱時に胸に手を当てる文化はない。直立不動で歌うこと」などと要求。さらに、オリンピックで負けた際の選手の振る舞いについて、「思い出になったとか、楽しかったなどはあり得ない。言い訳せず、ただ悔しい気持ちを語るのが、見ていて違和感がない」と語り、「日本は国費を使って選手を送り出してます。選手個人の思い出づくりのために選手を出しているわけではありません」と発言して物議を醸した。

 同番組では、そうした自身の発言について「あくまでもソチ五輪の開幕前につぶやいたもの」であり、特定の選手に向けたものではないと弁明。「今回のソチ五輪の選手たちは立派だった」と語ったが、同時に自身の発言が批判を受けたことについては、「こういう意見にガタガタ言っているようでは日本はダメなんじゃないか」と反論し、「選手たちは国を背負っている、ということを認識して立派に振る舞ってほしい」とコメント。

 この発言にほかの出演者たちから反対意見が続出し、西川史子は「なんでそんなに上から目線なの?」と反発。そのほか出演者も、「『楽しかった』って発言するのが、なんで悪いの?」(鈴木紗理奈)、「選手たちは一生懸命に競技で結果を出したのだから、競技後の発言のことまで言われるのはちょっと……」(千秋)と、竹田氏の持論に疑問を呈した。

 こうした反論に、竹田氏は自身のTwitterでの発言は、過去の五輪でみっともない振る舞いをした選手が居たから、今回はそうならないように「世界で活躍する日本人には立派に振る舞ってほしい」との願いを込めて発したものだと説明。続けて「今回のソチ五輪では、そんな選手は居なかった。みんな立派だった」と繰り返したが、なぜか西川は「じゃあ(Twitterでの発言は)結局、何が言いたかったんですか?」と不満気に質問。竹田氏が「だから、かつてそういう選手が居たから……」と繰り返し説明しようとするのを遮って、「かつてのことはもういいじゃない。それはもう私には言い訳にしか聞こえないですね」と、ややズレた議論を繰り広げた。

 また、日本人選手が負けた際のコメントに関しては、竹田氏は過去の五輪で男子柔道の篠原信一選手(当時)が敗れた際の例をあげ、“誤審”騒動もあったが真摯に自分の負けを認めたことを「日本人の美徳。負けた時の言葉で金メダルを取った以上の感動を与えたこともある。みんなにこれを真似しろというわけじゃないが…」と持論を展開したが、やはり出演者からは、「(スポーツ選手は)話す職業の人じゃないんだよ」(西川)、「じゃあさ、スポーツ選手が負けた時のコメントを用意しておかなきゃいけないんですか?」(千秋)と、的外れなコメントがあがり、議論は終始噛み合わなかった。

 こうした番組での議論に、視聴者は「話が全くかみ合ってない。理屈に対して感情をぶつけるからね。これは竹田氏気の毒だ」「西川は完全に感情論」「これは立派な言論弾圧思想弾圧だと思う」「なんか、論点ずれまくってる気がする」といった声が多数あがっている。

《花》

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