注目のMVNO SIM、選び方のポイントは?格安SIMでスマホ代を節約!
ブロードバンド
回線・サービス
注目記事
-
【デスクツアー】真似したい自宅デスク環境一挙公開!
-
BIGLOBE、AQUOS PHONEベースの「Wi-Fiほぼスマホ」発売……SMSオプションも提供へ
-
BIGLOBE WiMAX 2+、希望者にKindle端末をプレゼントするキャンペーンを開始

MVNO各社が提供する格安SIMカードのサービスが群雄割拠する中、今回はバランスの良いプラン内容とコストパフォーマンスの高さで注目の「BIGLOBE LTE・3G」を紹介したい。
BIGLOBE LTE・3Gは、LTEがXi、3GがFOMAとそれぞれドコモの通信回線を利用したSIMカードのサービスなので、ドコモのサービスエリアで広く使えるメリットがある。LTE通信は理論値で下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsのハイスピード対応なので、ドコモと契約した場合と同等の通信速度で使うことができるのが大きな特長だ。
プラン設定は通信容量が異なる4種類を用意。敷居の低い「エントリープラン」では1GB/月の通信容量が税別933円/月(以下、全て税別)で利用できる。既に自宅などでBIGLOBEのブロバイダーでインターネットを使っている場合は利用料金が月額733円になる。
月額3,790円の「スタンダードプラン」が4コース中で最高値となり、こちらは1契約でSIMカード3枚、合計7GB/月の通信容量が設けられているのが特長だ。例えば家族でSIMフリー端末を揃えて通信容量を分け合えば、かなりお得に使えるプランになる。
BIGLOBE LTE・3Gのサイトに紹介されている、月間1GBで利用できるインターネットサービスの目安はWebページ閲覧が毎日約60分、メール送受信が毎日約50通、IP電話による通話が毎日約15分、動画視聴が毎週約7分ほど。どのプランを選んでも通信容量の合計が月間総量基準値を超えてしまうと、通信速度が送受信最大128kbpsに制限される。この速度は実際に体感するとかなりスローではあるが、メールやTwitterのチェックなどテキストベースの通信であれば何とか使える範囲内だ。BIGLOBE LTE・3Gでは通信容量がオーバーしてしまった際に、その制限を解除できる「ボリュームチャージ」のサービスも用意しており、300円/100MB(100MB単位で最大1GBまで購入可能)で追加チャージもできる。
SMS機能付のカードもオプションとして用意されており、SIMカード1枚につき120円/月で利用ができる。SMSの送信は1通3円(国内宛)で、月5件まで無料で送ることができる。受信だけなら無料。SMS機能の無いSIMカードに後から機能を付けることはできず、SIMカードの交換対応になるため事務手数料がかかる。もし契約前から必要に感じられるようならば、最初からSMS機能付のカードを選んでおいた方が良いだろう。
サービスの利用開始時には申込み手数料として3,000円がかかるが、申込み後にもエントリープラン/ライトSプラン/ライトMプランの間で、プラン変更が可能。自分の利用度合いに合わせながらこまめにプランを変更すれば上手に利用料金が節約できる。
BIGLOBE LTE・3GはNTTドコモの回線上で提供されているSIMカードサービスなので、ドコモショップでのスマホのSIMロックを解除する手続は不要だ。ただし、利用できる端末はドコモのスマホ・タブレット、およびSIMフリー端末に限られ、au、ソフトバンクの端末では基本的に利用できない。対応する端末はWebサイトに詳しいリストが紹介されているので、利用を検討する際には事前に確認して欲しい。
ちなみにどのMVNOのサービスを選んでも、spモード/spモードメールなどのドコモ提供のサービスは使えなくなる。
■メールアドレスやWi-Fiスポットが追加料金不要で利用できる
BIGLOBE LTE・3GのSIMカードは通常の音声通話には対応していないが、「BIGLOBEフォン・モバイル」や「Skype」などVoIPアプリを個別に導入すれば通話もできる。また同時にBIGLOBEの接続コースに契約することになるため、一般的なメールソフトで送受信できるBIGLOBEメールのアドレスが1件使えるようになるのも嬉しい。
さらに注目したいのは、BIGLOBE LTE・3Gに契約するとWi-Fiスポットサービスが入門向けの「エントリープラン」をはじめ、どのプランでも"追加料金不要”で使えるということ。Wi-Fiスポット利用時の通信は月々の容量制限にカウントされないので、外出時にWeb動画やオンラインゲームを楽しんだり、大容量アプリをダウンロードしたい時にはWi-Fiスポットが併用できてとても便利だ。さらにサービスエリアに入るとLTE/3GからWi-Fi接続に自動で切り替えてくれるAndroid向けアプリ「オートコネクト」も用意されている。
SIMカードの購入はBIGLOBE LTE・3Gの公式サイトから申込めば1週間ほどで到着する。送料は無料。標準SIM/microSIM/nanoSIMの3種類がしっかりと用意されている。すぐにSIMカードを手に入れてサービスを使い始めたいという人にはイオン店舗にも取扱店がある。なお、今なら初期費用が安くなるキャンペーンを3/31まで実施中だ。サービスの申込みや購入前後の問い合わせに応対するサポートダイヤルも年中無休で提供されているので併せて活用したい。
《山本 敦》
特集
この記事の写真
/
関連リンク
関連ニュース
-
BIGLOBE、AQUOS PHONEベースの「Wi-Fiほぼスマホ」発売……SMSオプションも提供へ
ブロードバンド -
BIGLOBE WiMAX 2+、希望者にKindle端末をプレゼントするキャンペーンを開始
エンタープライズ -
BIGLOBE、海外接続バックボーンを強化……海底ケーブルシステムを自前調達
ブロードバンド -
BIGLOBE、LTE通信にエントリープラン…SIMフリー端末でも利用可能
ブロードバンド -
BIGLOBE、「Wi-Fiほぼスマホ」先行予約を開始
ブロードバンド -
NEC、ドライブレコーダー情報をリアルタイム取得し安全運転に繋げる新クラウドサービス
ブロードバンド -
NEC、東京駅の構内共通ネットワークをSDNで構築……鉄道業界で世界初
エンタープライズ -
NEC、仮想化対応MVNO「vMVNOソリューション」を世界で初めて発売
ブロードバンド