「終活」ブームで売上急増……遺言代用信託「ずっと安心信託」のヒット要因とは
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      同商品の契約件数の推移を見てみると、販売開始から1年3ヵ月が過ぎた2013年6月末の時点では2万7000件以上だったが、そのわずか3ヵ月後の2013年9月末には3万5000件以上となり、8000件の増加。そしてさらに5ヵ月後の2014年2月末には5万件以上と、右肩上がりに推移している。
同商品のヒットの背景には、後押ししているいくつかの要因が考えられるが、まずひとつは2015年1月の相続制度改正を控え、相続意識が高まっていることが挙げられる。相続税の課税対象は、遺産から基礎控除額を減じた額だが、今回の改正で基礎控除額が大幅減額となるため、今までは相続税がかからなかった遺産の家庭も課税対象となるケースが増える見込みだ。
また、同商品が最低預入金額200万円から始めることができるという気軽さも好評である様子。日本消費者協会のアンケートによると、2010年度の葬儀費用の平均が199万円となっており、その事実とあわせ、葬儀費用だけからでも簡単に相続準備を始められる商品として活用されるケースも少なくないようだ。
そのほか、管理信託報酬(手数料)が無料であることや、三菱UFJ信託銀行が運用を行う上で元本に万が一欠損が生じた場合にも完全に補てんされる元本保証が付いているという安心感も同商品購入を後押ししていると考えられる。
少子高齢化が進み、終活ビジネス市場が成長を続けている現在、今後もサービスは多様化し、様々な商品が登場しそうだ。
《花》
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