マーク・ニューソン手掛けるアートとしての日本刀が誕生
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日本で暮らした経験を持ち、家庭用品から腕時計、ヨット、建築など多岐にわたるジャンルで作品を発表し続けるニューソンが今回手掛けたのは、1000年以上の伝統を誇る伝統工芸である日本刀。作品名「aikuchi」は、鐔(つば)を持たない形状の日本刀“合口”を指す。
aikuchiは、鞘(さや)のグラフィックパターン、鐔の加工法、紐、収納ケース、ディスプレイにいたるまで刀身以外のすべての刀装具デザインを職人の意見を取り入れながら制作された。刀身は、WOW の代表である高橋の生家であり、1700年代から続く刀匠「法華家」が手掛け、収納ケースは東北伝統の箪笥「岩屋堂箪笥」、刀装具のデザインは東北伝統の漆塗り「秀衡塗」の職人技術を生かし、WOWの高橋、ニューソンが協働でプロデュースした。
WOW代表の高橋の生家は、1700年代から続く刀匠「法華家」。高橋は1997年に仙台で会社を設立。2000年に東京、2007年にロンドンへと進出し、日本の伝統と美の普及にも取り組む。本作は、これまでビジュアル作品を手掛けてきたWOWにとって初めて企画から総合的にプロダクトプロデュースした作品となる。
【展覧会情報】
WOW×Marc Newson “aikuchi” exhibition
会場:東京美術倶楽部3階
住所:東京都港区新橋6-19-15
日時:2014年3 月20日10時から17時まで
入場無料
《原田@HEW》
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