水原希子登場のスレトシスは、ガールズパワー全開【14-15AW東京】
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ピム、クライ、マティナのスクハフタ3姉妹が手掛ける同ブランドは、4年前から日本での販売をスタートし、今ではタレントやモデルの間でも注目のブランドとなった。日本でのビジネスが拡大するに連れて、ブランドの世界観をよりアピールしていきたいという思いが強まり、今回の参加に至ったという。
テーマは「THE CURIOUS CLUB OF GENTLEWOMEN」。英国の紳士クラブが、スレトシス流ジェントルウーマンのためのクラブだったら……というイメージをコレクションに落とし込んだ。ランウエイには「MEMBERS ONLY」と書かれた重厚なドアが置かれ、ドアマンがその扉を開くと黒のテーラードジャケットに身を包んだモデルが登場。ウエストをシェイプしたジャケットの下には、黒板に描いたようなキュートな少女達の顔がプリントされたショート丈のジャンプスーツを合わせている。フェミニンとマスキュリンのミックスに、ユーモアをエッセンスとして加えたスタイルはスレトシスならではだ。
「S レボリューション」と大きなレタリングが施されたチアリーダー風のロゴニットにレトロなプリントのクロップドパンツ、白の襟やボザムのプリーツがロマンティックなシャツワンピース、耳元で揺れる大きなパールのイヤリングなど、女性らしさを思いっきり楽しむようなスタイルが続く。ガーリーなミニドレスの背中を大きく開けてセクシーな表情をのぞかせるデザインもブランドが得意とするところ。
メイクはちょっと強めでマスキュリンな要素を取り入れ、足元もモノトーンのパテント素材のシューズで統一。靴下を組み合わせたようなブーツがスタイリングを引き締める。
今季のキーモチーフとして登場したのは、紳士クラブの古典的なアイテムであるカーネーション。ピンクやブルーに染めて現代的にアレンジされている。コサージュにしてマニッシュなスーツスタイルの胸元に飾ったり、カーネーションの花びらのように端をギザギザにカットしたリボンをフリルにしてスカートやブラウスの襟にあしらうなど、様々な形でコレクションを彩る。ファーのコートやドレスにはチェック柄とカーネーション柄を組み合わせてプリントした。後半は、柔らかなシースルー生地のネグリジェ風のブラウスやドレス、パステルカラーのメッシュ生地を使ったドレス、花びらを散りばめたようなドレスなど、フェミニンなムードが全開になった。
ショーには、モデルとして水原希子・佑果姉妹もウォーキング。ライダースジャケットにボウタイを付けたフリルのブラウスを合わせた甘辛スタイルから、カーネーション柄のプリンセス風ドレスまで着こなして見せ、ブランドのファンタジックな世界観を体現した。
《編集部》
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