NTTファシリティーズ、IDC向け統合空調制御システム「UnifiedCooling」提供開始
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NTTファシリティーズは3月18日、データセンター内の冷水利用空調システムにおける熱源系(チラー)、送水系(ポンプ)の消費電力を削減する、統合空調制御システム「Unified Cooling」の提供を開始した。
NTTファシリティーズは、冷水利用の空調制御システムとして「SmartStream」すでに展開しているが、「UnifiedCooling」は、そのなかでデータセンターに特化したソリューションとなる。
従来のチラー・ポンプ・空調機は、異なるメーカー製のもので構成されることが多く、機器間での連携運転が行えないことが多い。「UnifiedCooling」は、独自の制御技術によって、冷水利用空調システムの消費電力の過半を占めるチラー、ポンプの省エネ制御を実現したのが特徴。さらに空調機のファン動力を削減する同社製品「Smart DASH」と組み合わせることで、Smart DASHのみ使用の場合と比較して2.5倍(空調システム全体に対して最大30%)の消費電力削減が可能となっている。
チラー、ポンプ、空調機の情報を、BAS(ビル中央監視装置)の標準通信プロトコル規格「BACnet」で統合し、データセンター内の温湿度や空調機の運転状態を監視しながらチラー・ポンプの設定値の調整が可能。コントローラを既存中央監視設備に繋げるだけで簡易に導入でき、大掛かりな配線工事は原則不要となっている。
NTTファシリティーズは、冷水利用の空調制御システムとして「SmartStream」すでに展開しているが、「UnifiedCooling」は、そのなかでデータセンターに特化したソリューションとなる。
従来のチラー・ポンプ・空調機は、異なるメーカー製のもので構成されることが多く、機器間での連携運転が行えないことが多い。「UnifiedCooling」は、独自の制御技術によって、冷水利用空調システムの消費電力の過半を占めるチラー、ポンプの省エネ制御を実現したのが特徴。さらに空調機のファン動力を削減する同社製品「Smart DASH」と組み合わせることで、Smart DASHのみ使用の場合と比較して2.5倍(空調システム全体に対して最大30%)の消費電力削減が可能となっている。
チラー、ポンプ、空調機の情報を、BAS(ビル中央監視装置)の標準通信プロトコル規格「BACnet」で統合し、データセンター内の温湿度や空調機の運転状態を監視しながらチラー・ポンプの設定値の調整が可能。コントローラを既存中央監視設備に繋げるだけで簡易に導入でき、大掛かりな配線工事は原則不要となっている。
《冨岡晶》
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