ユニットケアとリハビリとの連携……江戸川さくらの杜
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少子高齢化時代を支える”LIFE STAGE PARTNER”という考え方のもとに、設立当初から生活者のニーズに応えて「アフター5診療」や「休日診療」に積極的に取り組んできた同グループ。現在は保育園から特別養護老人ホームまで、時代の変化とライフステージにあわせた医療サービスを展開している。
今年オープン予定の7施設のうち、すでに1月7日にオープンした特別養護老人ホーム「江戸川さくらの杜」は、ユニットケアと呼ばれる介護ケアを採用した施設だ。
ユニットケアとは「入居(所)者一人ひとりの尊厳を守り、人それぞれの自立を尊重しよう」という考えのもとで生まれた介護ケアスタイル。日本では新しく設立された特別養護老人ホームなどで採り入れられている。ユニットケアでは、少人数グループをひとつの生活単位(ユニット)として区分けして、1ユニットごとに専用の居住空間と専任の職員を配置することにより、大規模(多数床)施設でありながら、小規模生活単位の家庭的な雰囲気のなかできめ細やかな介護ケアを行なうことができるという特長を持つ。
また個人の生活スタイルを尊重するために全室個室でプライバシーが確保されながら、個室の先にはコミュニケーションの場でもあるユニット専用のリビングスペースがつくられているため、少人数のなかでも他者とのかかわりが断たれることがない、という点がメリットとされる。
また同施設は、療養や回復期リハビリを専門とする同じ桐和会グループの「東京さくら病院」と連携しているのも大きな特長だ。
急速な高齢化に加え、女性の社会進出が進み子どものための医療や保育のニーズも高まるなど、医療を取り巻く環境が早いスピードで変化している昨今。医療業界にも、変化に対応したサービスが求められている。そうした中で、同グループの岡本和久理事長は、「桐和会では、病院・特養などの施設における自立支援、かかりつけ医を目指したクリニック運営、働くママを応援する保育園、病児保育室の運営など、時代が求めるサービスに果敢にチャレンジしてきました」と、同グループの“時代が求めるサービスの提供”に自信を見せるとともに、「これからも、時代のニーズと向き合いながら、新たな道を切り開き、挑戦を続ける集団でありたいと考えています」とコメントしている。
《花》
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