【Wearable Tech Expo 2014】博報堂DYグループ、3つの海外企業を紹介 | RBB TODAY

【Wearable Tech Expo 2014】博報堂DYグループ、3つの海外企業を紹介

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博報堂DYグループ スマートデバイス・ビジネスセンターのブース
博報堂DYグループ スマートデバイス・ビジネスセンターのブース 全 10 枚
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 25日と26日の両日に開催された「Wearable Tech Expo in Tokyo 2014」。博報堂DYグループ スマートデバイス・ビジネスセンターブースでは、ウェアラブルに関わる3つの先進企業が紹介されていた。

 1つ目は、バイオメトリクスセンサを搭載したハイテク衣料生地の製造・開発をフィンランドで行っているClothing+という企業だ。服飾ウェアラブル界のパイオニア的な存在で、特に衣料生地による心拍センサ市場ではシェア75%を占めているという。今回のブースでは、ハイテク衣料生地によるスポーツウェアや、センサ付き下着、各種バイオシグナル(心拍数・EMG・生体インピーダンスなど)を計測する医療向けウェアラブル衣料などを展示していた。

 2つ目は、非常にユニークなスマートグラス専用OS「mirama」を開発しているブリリアントサービスという企業だ。miramaは、AR機能だけでなく、手のジェスチャで情報をコントロールできる機能を装備。いわば指輪デバイス「Ring」のスマートグラス版のような存在だ。こちらも開発者が自由にSDKでアプリケーションをつくれる機能を有する。今回は、博報堂DYグループ ブース内では、来場者に対してmiramaの体験デモを実施しており、人だかりができていた。具体的なデモ内容は、スマートグラスをセットし、サムアップなどのジェスチャ操作のチュートリアルから、写真撮影、メール送信、返事までの一連操作を行うというもの。実際に体験させてもらったが、スマートグラス越しに画面が現れ、ジェスチャ操作の認識もレスポンスも高速だった。

 3つ目の企業も大変ユニークな製品を開発している。いまゲーム業界で注目を浴びているSulon Tecnologies Inc.という企業だ。同社の独自テクノロジー「Sulon Crotex」は、空間認識と拡張現実(AR)を利用した次世代の頭部装着型デバイスで、ゲームの世界に完全に没頭できる体験を提供。今回は、博報堂DYグループの出展ブースだけでなく、自社でもゲーム体験ルームを設置。その部屋の情報を3Dスキャナで取り込み、そのままゲームの舞台するという、目からウロコの仮想現実ゲームを楽しめるように趣向を凝らしていた。

《井上猛雄》

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