ワコールがサイト改ざん被害……50近い関連サイトが現在も閉鎖中
ブロードバンド
セキュリティ
注目記事

発表によると3月28日に、一部検索サイトにおいて、同社サイトが「コンピュータに損害を与える可能性がある」と判定される事象が発生。調査の結果、サイトの一部が改ざんされていることが判明したため、同日17:30に関連サイトをすべて閉鎖し、詳細調査を開始したという。
被害を受けたサーバは「www.wacoal.jp」で、改ざんされている状態で、対象サイトを閲覧した場合、不正なサイトに誘導され、ウイルス感染や不正プログラム侵入のおそれがあるとのこと。顧客情報の漏えいは確認されていない。また、ユーザーからの被害報告もないとしている。
同社では、関連サーバもすべて停止させ、事実調査とセキュリティ強化等の対策を実施しているとのこと。そのため、「www.wacoal.jp」をはじめ、「www.amphi.jp」「www.w-wing.jp」「store.wacoal.jp」「www.crosswalker.jp」「www.studiofive.jp」「www.lasee.jp」「www.lunch8.com」「www.nanasai.co.jp」など、モバイルサイトやスマホサイトなど、50近いサイトが一時閉鎖中となっている。
《冨岡晶》
特集
この記事の写真
/
関連ニュース
-
NTTと三菱電機、改ざんを検知できる暗号方式を開発
エンタープライズ -
「@wiki」追加発表……パスワード再発行ページなどが改ざん被害、警察に相談も
ブロードバンド -
DNP、M2M向けセキュアアプリケーションを開発……データ改ざんを防止
エンタープライズ -
ホームページ改ざん検知サービス ALSOKとセキュアブレインが協業
ブロードバンド -
継続発生しているサイト改ざん、2013年3月からと6月からでは異なる傾向
ブロードバンド -
影響高いセキュリティ事案、2013年は「不正送金」「改ざん」「偽ソフト」「ワンクリ詐欺アプリ」
ブロードバンド -
2013年第4四半期のクレジットカード不正使用被害、増加傾向続く
ブロードバンド