“予定通りの乱入”“いいとも派閥”……さんまが語る「いいとも!」の裏側 | RBB TODAY

“予定通りの乱入”“いいとも派閥”……さんまが語る「いいとも!」の裏側

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MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」
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 お笑いタレントの明石家さんまは、5日に放送されたMBSラジオ「ヤングタウン土曜日」で、3月で終了した「笑っていいとも!」(フジテレビ系)について、視聴者の知られざるエピソードを披露した。

 31日に放送された最終回「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」では、ダウンタウンやとんねるず、爆笑問題などがステージ上で入り乱れるハプニングが起き、話題となった。“ハプニング”とはいえ、そこはバラエティ番組。ある程度はスタッフや出演者の“暗黙の了解”があったが、とんねるずと爆笑問題の乱入ばかりは本当に予定外だったさんまは明かす。

 前日に行われた千原ジュニアのライブで、ダウンタウン松本人志と会ったというさんまは、その時に松本から「いいとも!」での“絡み”について「僕たちは(さんまさんの)後から出て行くと思うので」と打ち合わせてきたという。番組上の予定では、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、ナインティナインが出てから最後にさんまが登場、という段取りだったそうだが、「いいとも!」レギュラー時代から度々“長話”で話題を作ったさんまだけに、そこはスタッフも出演者たちも、さんまを前に出して長話をさせておいて、後から後輩芸人たちが「長いよ!」と文句を言いながら乱入していくる、というのは想定した流れ。しかし、当日はさんまの予想からさらに外れた事態が起きてしまう。

 「おれは深くは知らないけど、爆笑問題が出てきた時に、『おい、ダウンタウンと、大丈夫か』って……」と、当日を振り返るさんま。2組にささやかれていた“不仲説”を知っていたために、さんまにとってもこの共演は驚きだったらしく、その時は口にガムテープをされていたさんまだったが、「何かあったら出ていかなあかん」と思っていたという。

 そんなサプライズもあって、最後に30%を超える瞬間最高視聴率を叩き出すなど、大盛り上がりの内に大団円を迎えた同番組。32年間の歴史に幕が下ろされた翌日から“タモロス”を訴え、番組の復活を望む声も多い。

 そもそも、なぜ「いいとも!」は終わってしまったのか。かねてより視聴率低迷が取り沙汰されたり、タモリの私的な事情なども番組打ち切りの理由だとして一部で報じられてきた。

 その「いいとも!」終了について、さんまも「なぜ、終わるのか」と尋ねられることが少なくないという。そんなときさんまは「みんなが『なんで終わるんですか、こんなに楽しいのに』と言うて来るんですけど、邪魔くさいから言うてるんです『お前らが見ぃへんからや。見とったらこんなことになってないねん』って。終わる間際になってからそんなこと言いよんねん」と切り捨てる。しかし、<邪魔くさいから>の言葉の裏に、<本当は、違うけど>という言葉が見える。

 また、さんまは終わってしまった「いいとも!」について、「若手芸人からすると、なくなるのはさみしい。一度は出たかったっていう芸人も多い。無くなったら無くなったでしゃあないけど、あった方が芸人さんたちの励みにはなってるよな」と語るも、「でも、“いいとも派閥”みたいなものがあって…」と続ける。「中川家も出てない、くりぃむも出てない、アンジャッシュも。アノへん出ててもええねんけど……だから、なんかあんねやろね」と、意味深長に語った。

《花》

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