アルバネットワークス、世界初の802.11ac対応屋外アクセスポイントを発表
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アルバが新たな主力製品とする「Aruba AP-270シリーズ(AP)」は、過酷な屋外環境にも対応できるよう設計されており、各種要素に対しIP66/IP67相当の保護性能を実現。低温/高温だけでなく、長期間におよぶ湿気や雨への耐性を持ち、空気中の汚染物質が入り込まないように完全に密閉されているとのこと。増大するモバイル・デバイスのスティッキー・クライアントの動作を解消し、常に高いパフォーマン スを確保するために、ClientMatchテクノロジーを使用。セッション・パフォーマンス・ データを収集し、リアルタイムでモバイル・デバイスを無線LAN上の最適 なAPの最適なラジオにステアリングすることが可能だという。その他、 設置時の複雑さを解消し、 周囲と調和する工業デザインを採用している。
Aruba Networks,Inc プロダクト マーケティング ディレクターのクリスティアン ギルビー氏は、「これまでの戸外用アクセスポイントは設置が大変だった。今回は簡易に設置できるようにシンプル化を図り、デザインもシンプルにしています。LTEなど携帯網の周波数と干渉しないように、フィルタリング機能も盛り込んでいます」とコメントした。アルバネットワークスAruba AP-270 シリーズは2014年4月より提供開始で価格は256,000円~。仮想コントローラモデルのAruba Instantバージョンの提供開始は2014年第2四半期を予定している。
アルバでは、仕事とプライベートのあらゆるコミュニケーションでコネクテッド・デバイスを活用する、テクノロジーに精通した新世代「#GenMobile(ジェネレーションモバイル)」という概念を導入。そうした人材を引き付け、定着させることがビジネスの世界でリードを保つために重要であるとしている。Wi-Fiがどこでも使用でき、ゲストとBYODのセキュリティが自動的に確保され、オフィス機器がモバイル・デバイスに対応し、モバイル・デバイスの通信アプリケーションが簡単に使用できる、真の意味での全無線化ワークプレイスを構築する必要があるとのこと。
Aruba Networks,Inc エグゼクティブ バイスプレジデントのジョン ディルーロ氏は、「オフィスの仮想化が進み、また自宅やコーヒーショップで仕事をする人も増え、ますますWi-Fiの需要は高まるだろう」「ガートナーによれば、2017年までにほとんどの従業員はBYODを利用することになるという予測もある。新しいデバイス、アプリケーションがどんどん仕事場に入ってくることになる」とコメントし、世の中の状況が急激に変化し、Wi-Fiの需要が高まっている今はアルバに取って追い風でもあるとした。今後は11acなど最新の技術、イノベーションに投資を続け、「セキュアでシンプルで賢い、完全なモビリティを提供し、拡張性のあるサポートを提供することを約束したい」(ディルーロ氏)とした。
《白石 雄太》
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