JPEG2000デコードライブラリ「J2K-Codec」に複数の脆弱性
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独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月9日、J2K-Codecが提供するJPEG2000 をデコードするためのWindows用ライブラリ「J2K-Codec」に、複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。
「J2K-Codec」には、任意のコードを実行可能な複数の脆弱性(CVE-2014-0349)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工された JPEG2000 フォーマットの画像ファイルを開くことで、当該ライブラリを使用しているアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNでは「Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)」を適用することで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
「J2K-Codec」には、任意のコードを実行可能な複数の脆弱性(CVE-2014-0349)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工された JPEG2000 フォーマットの画像ファイルを開くことで、当該ライブラリを使用しているアプリケーションの権限で任意のコードを実行される可能性がある。現時点で対策方法は公開されておらず、JVNでは「Microsoft Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)」を適用することで本脆弱性の影響を軽減できるとしている。
JPEG2000デコードライブラリ「J2K-Codec」に複数の脆弱性(JVN)
《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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